こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
寒い冬。
お家の中で遊ぶ時、どんな遊びをしていますか?
我が家の娘、みかんは4歳。
お店やさんごっことパズル系のおもちゃが好きな女の子です。
今日は、そんなみかんが2歳前くらいにプレゼントしていただき、4歳の今でも使っている、「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」をレビューしたいと思います。
・「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」の良いところ
・「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」の欠点
・我が家での『知育』を意識した遊び方
こんな内容でレビューしますので、購入に悩んでいる方や、ごっこ遊びの好きなお子さんへのプレゼントを探している方に、ご参考になれば幸いです。
目次
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」はこんなおもちゃ
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」は、アンパンマンのキャラクターの顔で作られたアイスが色々入っていて、それでアイス屋さんを楽しむおもちゃです。
我が家にあるのは、スペシャルセットの方です。
普通のセットとスペシャルセットの違いについては、後で詳しくお伝えしますね。
アイスクリームディッシャーとアイスクリームは、マジックテープでくっつく仕様です。
ディッシャーの後ろはこんな風になっていて、レバーを握るとプラスチックの棒が横に動いてアイスが外れる仕組みです。
握らない状態でディッシャーをアイスにくっつけて…
これをカップなどお好みのところに乗せて、ディッシャーを握るとアイスが外れるので、まるで、お店やさんでアイスを盛り付けるみたいに遊べます。
こちらは、ボタンを押すとランダムにアンパンマンやバイキンマンがおしゃべりしてくれるもの。
メニューと書いてありますが
「今日のおすすめは、◯◯です」
「ドキンちゃんとコキンちゃんのダブルですね。」
こんな風におしゃべりする感じです。
音はちょいとうるさめです。
こちらが、SLマンプレート。
煙突のところがボタンになっていて、押すと赤く光りながら音楽が流れます。
なかなかにうるさいです(笑)
アイスがキャラクターを損なわずに、とてもかわいく作られているところがいいです。
ちなみに、バイキンマンとあかちゃんまんはチョコレート、いちごチョコレートのトッピングで、アイスの上に被せて使います。
みかんが2歳前くらいでおばあちゃんからいただいたのですが、2歳でも十分アイスクリーム屋さんごっこができていましたよ。
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「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」、普通のものと、スペシャルセットの比較
我が家にいただいたのは、「スペシャルセット」というセットですが、ボリュームがもう少し少ないプレーンな?タイプもよりお手頃な値段で販売されています。
普通のセットとスペシャルセットの違いは?
スペシャルセットに追加されるものは
・チーズ、レアチーズ、ホラーマンのアイス
・しょくぱんまんスペシャルソフトクリーム
・テイクアウトカップ
・水色のアイスクリームスプーン2本
・SLマン
・お持ち帰り用の箱(紙製)
・メニュー表
この7つです。
写真にお持ち帰り用の箱が写っていないのは、紙製だったのでビリビリと破けてしまい、捨てることになったから…です。
(スプーンはなくしていないのですが、写すのを忘れちゃいました)
普通のセットとスペシャルセット、どちらがお勧め?
ボリュームという意味では、普通のセットの方がかさばりません。
また、音のなるパーツが1つ少ない分、親としてはうるさく感じる要因が一つ減るので快適かも。
ですが、私はスペシャルセットの方をお勧めします。
いろいろな付属品がつくから…ではなく、アイスの数が増えるからです。
付属のアイスは、通常のセットで4種類、スペシャルセットで7つ+ソフトクリーム。
この後ご紹介するのですが、『知育』という観点でこちらのおもちゃを購入するのなら、アイスの数は多い方が良いです。
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」の良いところを『知育』から考えてみた
うちは共働きで、みかんに習い事をさせてあげる時間の余裕がありません。
同じく共働きで大変な中、保育園のクラスのお友達が公文などに通う姿を見て、これでいいのかな…もっと親としてできる事があるんじゃないかな、そう思うこともあります。
そんな思いから、せめておもちゃで遊ぶ時には『知育』を考えた声かけをしてあげよう!と日々気をつけています。
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」は、年齢に合わせて使い方を変えれば、知育にも役立つおもちゃです。
我が家でどんな風に使っているかをご紹介してみますので、同じようにお悩みのママ・パパにとって少しでも参考になれば幸いです。
【1歳半〜2歳】お店やさんごっこで言葉の発達を育める
まず初めは、お店やさんごっこを純粋に楽しみます。
初めはたどたどしかったやり取りも、繰り返し遊ぶ中で、あっという間に上手になっていきますよ。
いつも同じ言葉のやり取りをするのではなく、慣れて来たらどんどんアレンジするのがおすすめです。
例えば
本当のお店に来店したらめんどくさい位のお客さんになりきるのがおすすめです。(笑)
【3歳〜】数の概念に触れられる
3歳頃になったら、どんどん数の概念に触れるようにします。
もちろん最初は簡単なところから。
・ドキンちゃんとコキンちゃんのダブルのアイスを下さい
・全部で3つ、おすすめのアイスを持ち帰りでお願いします
こんなお願いをしてみましょう。
ちょっと難しいお願いを聞いてくれた子どもは、目を輝かせながら誇らしげです。
さらに、子どもの理解度を見ながら
・(アイスのケースを見ながら)右から2番目のアイスを下さい
・全部でいくらですか?
こんな風に、少し難しい声かけもしてみます。
最初はうまく答えられないかもしれませんが、だんだんできてきますよ。
ちなみに、ここで子どもが答えるアイスの値段は適当でOKです。
おもちゃのお金がある時は、お金を支払ったりするのもいいと思います。
【4歳〜】ごっこ遊びの中で計算力を身につける
数の概念に触れ合う機会が増え、どんどん数えられるようになってきたら、今度は簡単な計算が必要な質問をしてみましょう。
もちろん個人差はありますが、4歳頃のお子さんは結構計算ができる力を持っていますよ。
ぬいぐるみを手元に2つ置いておいて、
あっ、もう2人来ちゃった。アイス追加できますか?
面倒なお客さんでも、子ども店員さんはよろこんで対応してくれますよ。
【5歳〜】これから娘にしてみたいこと!
みかんは4歳なので、もう少し大きくなったらどんなことができるのかな〜と想像してみました。
例えば、アイスを1個100円として、お金を使ったお買い物ごっこをしてみるのもいいかもしれませんね。
日々の生活の中でも、『知育』は様々な場面で取り入れる事ができます。
我が家ではいちごを出す時にいつも2つに切って出します。
切る前のいちごを4つ見せて、
「いちごはいくつになるかな〜?」
「わかんな〜い』
「じゃ、数えてみようか。」(お皿のいちごを見せる)
「8つだ〜!」
なんていうのも知育です。
お勉強しなさい!っていうのは、言われる子どもはつまらないし、親も疲れますよね。
なので、日々の生活や遊びの中に少しずつ取り入れて行く方法が、忙しい方には特にお勧めです。
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」の欠点
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」を実際に2年以上使ってみて、感じた欠点は3つです。
マジックテープが外れちゃう事がある
1つめは、マジックテープが外れてくること。
糊のようなものでマジックテープが貼ってあるのですが、使って行くうちに取れてしまう事があります。
アロンアルファのような瞬間接着剤で貼りつければ、元どおり遊べますから、取れたらすぐに貼り付ける…ということを心がけた方がいいです。(なくすと面倒なことに…)
取れてしまったマジックテープのパーツは、小さな赤ちゃんが誤飲してしまうサイズです。
サイズと柔らかさからは、大事に至らない可能性が高いとは思いますが、飲み込んでしまわないように気をつける必要があります。
スペシャルセットについてくる、テイクアウトの紙箱が破れる
2つ目はテイクアウト用の紙箱が破れる事。
スペシャルセットにはかわいいテイクアウト用の箱がついてくるのですが、厚紙でできているので、すぐに子どもが破いてしまいます。
我が家は盛大にビリビリ〜と破けてしまったため、仕方なく捨てることに。
もし破けてしまった時にも、ケーキを買った時について来た箱などで代用可能です。
また、箱がなくても十分遊べます。
それなりに音がうるさい
音のなるパーツは2つあり、子どもが音を出すことにはまっている期間はかなりうるさいです。
以前、レジごっこができるアンパンマンレジスターをご紹介したのですが…
【1歳〜2歳の子どものクリスマスやお誕生日プレゼントに「ピピッとおかいもの!アンパンマンレジスター」はいかが?内科医ママが考えるお勧めポイント3つと欠点も】

こちらのおもちゃには、こちらなりの良さがありますが(詳細は、良かったら記事をご参照下さい)、うるささだけを比較すると、明らかにレジスターのほうがうるさいです。
というのは、レジごっこだと、どうしても遊びの中でレジを使いますよね。
レジを使うと「牛乳 200円!」とか大きな声でアンパンマンが読み上げるので、どうしても音の問題がつきまといます。
アイス屋さんごっこをする中で、「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」についてくる音のなるおもちゃを押す必要は全然ありません。
なので、子どもがメニューボタンやSLマンの煙突を押すのにハマっている時期だけやり過ごせれば、結構静かに遊べると思います。
お母さん、一時の辛抱ですよ〜(笑)
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」は声かけ次第でとても良い知育おもちゃに大変身!
「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」の良いところは、数の概念に触れやすいところ。
色々な商品が並ぶレジごっこと比較すると、同じアイスという商品が並ぶアイス屋さんの方が、数にまつわる質問はしやすいですね。
・2歳頃には、お店やさんごっこのやりとりで言葉の発達を促す
・3歳頃から数の概念に遊びの中で触れていく
・4歳頃からは簡単な足し算、引き算、掛け算、割り算を遊びの中で学んでいく
・マジックテープが外れるので、瞬間接着剤の用意を
・紙箱が壊れたら、ケーキの箱で代用
・音がうるさくなりがちなのは最初だけ
ちょっとやりとりを工夫することで、子どもは新しいことをどんどん吸収していきます。
今お手持ちのおもちゃを使った遊びの中にも、きっと取り入れられる事があるはず。
ぜひ、試してみて下さいね。
そして、このレビューが「のっけてポン!アンパンマンのアイスちょうだい」を買おうかどうか迷っていた方のお役に立てれば幸いです。