妊娠中の子連れディズニーを計画しているママ必見!妊娠中に受けられるサービス「ゲストアシスタンスカード」やNGの乗り物、体調面でチェックすべき6つの項目を、内科医ママが解説します

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こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。

今年の夏休み、我が家では4歳子連れで、泊まりがけでディズニーランド&ディズニーシーへ行くことにしました♪

東京で暮らしている我が家。
ディズニーリゾートは、高速道路を使えば車であっという間に着いてしまう距離です。
せっかくの夏休みに遠出せず、近場で泊まりがけでディズニーに行くことを敢えて選んだ理由…それは、私が妊娠中だからです。

妊娠中、しかも子連れとなると…やはり一番心配になるのが、ママの体調。

ゆず
長時間立ちっぱなしでアトラクションに並ぶのはきついな…
こんな心配、妊娠中にディズニーへ出かけようと考えているママなら、かなりの人が感じますよね。

そこで、ゆずは決意しました!
夏休みにディズニーランド&シーへ行く前に、妊娠中でもディズニーでの1日が無理なく安心して楽しめるように…今回だけは事前にしっかり調べていこうと。
普段はどちらかというと「行き当たりばったり」タイプの私ですが、今回ばかりはお腹の赤ちゃんのことが大切ですので、バッチリ下調べしてから出かけることにしたんです。

今日は、妊娠中のママが子連れでディズニーランド&シーを無理なく安心して楽しむための情報として…

・妊婦さんも利用できる!立ちっぱなしで待たなくても済む「ゲストアシスタンスカード」とは?
・ディズニーランド&シー、妊婦NG、身長制限ありのアトラクション一覧
・ゲストアシスタンスカードの待ち時間、どう過ごせば快適?
・妊娠中の子連れディズニーに便利!予約が取れるレストラン
・私は行っても大丈夫?妊娠中の子連れディズニーで、体調面で気をつけたい6つのポイント

こんな内容をお伝えします。
我が家と同じように、

「これから子連れで妊娠中にディズニーに行くけれど、やっぱりちょっと心配…」

そんなあなたのお力になれれば、幸いです!

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目次

【妊娠中の子連れディズニー】「ゲストアシスタンスカード」があれば、アトラクションの待ち時間の立ちっぱなしを回避!

ディズニーランド&シーには、「ゲストアシスタンスカード」というカードがあるのをご存知ですか?

私は今回調べてみるまでは縁がなかったので、全く知らなかったのですが…
もし妊娠中に子連れでディズニーへお出かけするなら、必ず知っておきたいとてもありがたいサービスだったんです。
まずはこの、「ゲストアシスタンスカード」について、解説しますね。

ゲストアシスタンスカードとは?

ゲストアシスタンスカードとは、病気や怪我などの理由で体の機能が低下し、キャスト(スタッフさん)のお手伝いが必要な方に発行されるカードです。
では、詳しく説明していきますね。


出典:東京ディズニーリゾート公式ページ

どんな人が発行してもらえるの?

この「体の機能が低下」している方に該当するのは、

・身体障害者手帳を持っている方
・精神障害者福祉手帳を持っている方
・療養手帳を持っている方
・怪我をしている方
・妊娠中の方
・高齢者の方

上記の方々です。
これには、一時的な身体機能の低下も含むので、

「今ちょうど足を骨折しちゃってて…」とか
「今妊娠中なので…」

こんな、身体機能の低下がずっと続くわけではないよ〜という方も、カードを発行してもらうことができます。

ゲストアシスタンスカードで受けられるサービスは、「待ち時間経過後にご案内」!

ゲストアシスタンスカードで受けられるサービスですが、公式ページにはこのようにあります。

カードには利用される方のお名前とグループ人数、その方に合わせたお手伝いの内容(ベビーカーのままご案内/ご希望の席にご案内/待ち時間経過後にご案内)が記載されます。

出典:東京ディズニーリゾート公式ページ

この中で、妊婦さんが受けられるありがた〜いサービスはズバリ「待ち時間経過後にご案内」です!

通常だと、ディズニーランドやシーのアトラクションに乗りたい場合、ずっと立ちっぱなしで列に並んで乗る必要がありますよね?
「ゲストアシスタンスカード」を持っている場合、

1. 乗りたいアトラクションのキャスト(スタッフさん)に、カードを提示してアトラクションに乗りたい旨を伝える
2. アトラクションの詳細の説明を受けて、乗れそうかどうかをゲスト(あなた)が判断する
3. 説明を聞いた上で「乗りたいです」と希望すると、現在のアトラクションの待ち時間から、説明にかかった時間を差し引いた位の時間を「ゲストアシスタンスカード」に記入してもらえる
4. 待ち時間は、列に並ばずに過ごすことができる
5. 記載された時間にアトラクションに行き、カードを提示すると、すぐにアトラクションに乗れるところまで(または、ファストパスの列まで)案内してもらえる

こんな流れでアトラクションに乗ることができます。
つまり…

「通常なら列に並んで過ごさなければならない時間を、好きな場所で待つことができるサービス」

が受けられるというわけです。

妊娠中って、立ちっぱなしが本当キツくて…
電車の中でも体調の悪い日は10分立っているだけで気持ちが悪くなって冷や汗が出てくるとか、お腹が張ってくるとか、長時間立っていることで体調を崩してしまう妊婦さんは多くいると思うんです。
しかも、こういった症状…お腹が大きくなる前から出てくるんですよね。

ゲストアシスタンスカードで受けられるサービスでは、待ち時間が他のゲスト(お客さん)と比較して減るわけではないのですが、どこかで座って待っていられるだけでも、ほんっっっとうに!!ありがたいです。

もし、

あなた
1時間、2時間立って待っていることが辛いからディズニーは諦めよう…
そう思っていたのであれば、「ゲストアシスタンスカード」の利用を検討してみてもいいかもしれませんね。

ゲストアシスタンスカードを利用する際の注意点

ゲストアシスタンスカードを利用することで、待ち時間を列に並ばず他の場所でゆったりと過ごせるようになるわけですが…
ここで、利用に際しての注意点があります。

【注意点1】待ち時間には他のアトラクションは利用できない

ゲストアシスタンスカードで提供してもらえる「待ち時間経過後にご案内」というサービスのコンセプトは、

キャスト
待ち時間は他のゲスト(お客さん)と同じですよ〜。でもずっと立っているのは大変でしょうから、お好きな場所でお待ちくださいね。
というもの。

待ち時間をゆったりと過ごさせてもらうことができますが、あくまでもそれは「並んでいる時間」の代わりです。
なので、待ち時間を利用して、他のアトラクションに乗ることはできません。
コンセプトを考えると…当然のマナーかな〜と、納得のルールです。

【注意点2】ファストパスの利用はOK

ゲストアシスタンスカードを利用している場合でも、ファストパスは併用することができます。どのタイミングでファストパスを取りに行けるのかというと…

「アトラクションに乗り終わった後、次に乗りたいアトラクションの登録(カードの記載)をお願いするまでの間」

です。
これ、カードなしの人に置き換えてみると…「アトラクションに乗り終わった後、次のアトラクションに並ぶまでの間」ということになりますよね。
もちろん、ファストパスを使ってアトラクションに乗れるのも同じタイミングになります。
こちらも、納得のルールですね。

ファストパスを利用した方がたくさんの乗り物に乗れることは、一般のゲストの方と同じ。
体力に余裕があるようであれば、ファストパスの利用も積極的にすると、より多くのアトラクションを楽しめると思います。

【注意点3】同行者の人数制限がある

ゲストアシスタンスカードは、利用人数に限りがあります。
まず、発行する際には人数制限はありません。
ですが、利用する際には、

・アトラクションの場合、本人+同伴者3名まで
・キャラクターグリーティングの場合、本人+同伴者9名まで

という人数制限があります。
この人数を超えている場合には、超えた人数の人は普通に列に並び、乗り場で合流することになります。

妊婦さんであるママとその家族が利用する場合でいうと…
例えば、妊娠中のママ+家族3人までなら、いつも一緒に利用できることになりますが、1グループの人数が妊娠中のママ以外に4人以上となると、列に並ばなければならない人が出てきます。
「5人以上の大人数で遊びに行く予定!」という場合は、注意して下さいね。

また、この人数制限は対象施設によって変わることがあるそうなので(公式ページに記載があります。)、その点もご理解いただいて利用されるといいと思います。

妊婦さんにはとってもありがたい、ゲストアシスタンスカード。
ルールを守って、ぜひ活用してください♪

ゲストアシスタンスカードの対象施設は?

ゲストアシスタンスカードが利用できる施設は…

・全てのアトラクション
・下記のキャラクターグリーティング施設
◯ディズニーランド
「ウッドチャック・グリーティングトレイル」
「ミッキーの家とミート・ミッキー」
◯ディズニーシー
「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」
「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」
「“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック」
「アリエルのグリーティンググロット」

です。
かなり幅広く利用できるゲストアシスタンスカードですが…妊娠中には利用できないアトラクションもあるので、ご注意を。
妊娠中に利用できないアトラクションについては、後でパーク毎にまとめてお伝えするので、そちらを参考になさって下さい。

ゲストアシスタンスカードはどうやったら発行してもらえるの?

ゲストアシスタンスカードを発行してもらうには、

・各アトラクション
・メインストリート・ハウス(ディズニーランド、ワールドバザール内)
・ゲストリレーション(ディズニーシー・プラザ内)
・ベビーカー&車椅子レンタル

上記の場所で、キャスト(スタッフさん)にご本人と同行するグループ全員のパークチケットを提示して下さい。
この際、

・ゲストアシスタンスカードにグループの人数を記入し、スタンプを押印
・全員のパークチケットにスタンプを押印

という手続きで、発行してもらえます。
ただし…

・年間パスポートを持っている場合
・事前予約している場合
・団体の方

上記に該当する場合には、メインストリート・ハウスかゲストリレーションのどちらかで発行してもらう必要があります。
ゲストアシスタンスカードの予約は、来園1ヶ月前から東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターで予約することができますよ。

予約方法についての詳細は、公式ページもご覧になって下さいね。

東京ディズニーリゾート公式ページ|サポートツール

※ゲストアシスタンスカードを予約していても、混雑時の入園保証になる訳ではありません

ちなみに…妊娠を証明する書類(母子手帳)が必要かどうかですが、いろいろな方の体験談を調べてみると「不要だった」という方が多いようです。
ただし、母子手帳は何かあった時のために基本持ち歩いていた方が良いので、持って行くことをおすすめします。

妊娠中の子連れディズニーで乗れるアトラクションとは?妊婦さんNGや身長制限のあるアトラクションのまとめ

妊娠中のママが子連れでディズニーを楽しむ場合、

・妊娠中のママが乗れないアトラクション
・身長制限で子どもが乗れないアトラクション

に気をつける必要がありますよね。
ここでは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのアトラクションから、妊婦さんNGのアトラクション、身長制限のあるアトラクションを一覧にしてまとめます。
特に記載のないアトラクションについては、どちらも制限はありませんよ〜ということ。

ただし…制限がないアトラクションについても、揺れたり回ったりと動きがあって、ママの体調によっては厳しいと感じるものもあると思います。
ゲストアシスタンスカードを利用する場合には、アトラクションのキャスト(スタッフさん)がカード記入の前によく説明してくれるはずですので、くれぐれもご自身の体調に合わせて乗っても大丈夫かは判断して下さいね。

【東京ディズニーランド】妊婦さんNG・身長制限のあるアトラクションのまとめ

東京ディズニーランドの妊婦さんNG・身長制限のあるアトラクションは以下の通りです。
(2018年7月1日現在)

アトラクション名 妊婦さんNG 身長制限あり
ビッグサンダーマウンテン NG あり(102cm以上)
スプラッシュマウンテン NG あり(90cm以上)
ビーバブラザーズのカヌー探検 あり ※
ガジェットのゴーコースター NG あり(90cm以上)
スターツアーズ NG あり(102cm以上)
スペースマウンテン NG あり(102cm以上)

※座った状態で床に足がつくことが必要

【東京ディズニーシー】妊婦さんNG・身長制限のあるアトラクションのまとめ

東京ディズニーシーの妊婦さんNG・身長制限のあるアトラクションは以下の通りです。
(2018年7月1日現在)

アトラクション名 妊婦さんNG 身長制限あり
タワー・オブ・テラー NG あり(102cm以上)
ニモ&フレンズ・シーライダー NG あり(90cm以上)
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー NG あり(117cm以上)
レイジングスピリッツ NG あり(117~195cm)
フランダーのフライングフィッシュコースター NG あり(90cm以上)
センター・オブ・ジ・アース NG あり(117cm以上)

基本的には、身長制限があるタイプの乗り物は、全て妊娠中はNGということでした。

我が家の場合、娘が乗れる乗り物でも、妊娠中の私が乗れないものが出てくる感じに。
そんな時は、パパと娘で普通に並んで楽しんでもらって、その間ママは休憩させてもらうのもいいかな…なんて思いました♪

ゲストアシスタンスカードの待ち時間、ゆったり過ごすといってもどこで過ごしたらいい?

冒頭でご紹介した「ゲストアシスタンスカード」を利用すれば、列で立ちっぱなしということなく待ち時間を過ごせることがわかりました。
でも、待ち時間をゆったり過ごすといっても…一体どこで過ごせば!?

ということで、待ち時間の過ごし方についても、作戦を立ててみることにしました。
当日の混雑具合にもよるかとは思いますが、ご参考になれば幸いです。

【待ち時間の過ごし方1】ベンチで座って過ごす

う〜ん、書いておいて何ですが…私がディズニーへ遊びに行く季節は、夏。
運よく日陰のベンチが空いていればいいですが、混み具合によってはかんかん照りの場所しか空いていないなんてことが、容易に想像つきます。

そんな中でも座れるチャンスを増やすには、

・平日を選ぶ
・学生さんの夏休み期間を避ける
・イベント期間(期間限定のショーなど)の最初と最後を避ける
・◯◯県民デー、キャンパスデーなどの優待期間を避ける

この辺りがポイントに。
我が家はなるべく上記に該当しないような日を選んで、日程を決めました。

【待ち時間の過ごし方2】レストラン・カフェを利用する

軽食程度のレストランやカフェであれば、空調の効いた店内で、椅子に座って待つことができますよね。
これなら、ママも子どもも安心。

食事時に近い時間帯は混雑してなかなか席も見つからないかもしれませんが、

・食事時を外した時間帯
・どこかでパレードやショーがやっている時間帯

であれば、比較的席が見つかりやすいと思います。

我が家は以前、平日に子連れでディズニーランドへ行ったのですが…
先ほど挙げた4つの条件を満たした日ならば、レストランやカフェは、食事時以外は結構席が見つかりやすかったな〜という記憶です。

【待ち時間の過ごし方3】ホテルで待機

「妊娠中かつ子連れでディズニーを楽しむなら、公式ディズニーホテルで、なるべくパークから近いところを予約するのが安心でおすすめ」ということを、こちらの記事でご紹介しました。

妊娠中の子連れディズニーなら、ゆったりホテル宿泊がおすすめな7つの理由とは?公式ディズニーホテルを徹底比較します

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もしあなたが、パークから近いホテルに宿泊するのであれば…
ある程度長い待ち時間であれば、ホテルで休憩するのも手だと思います。
特に、東京ディズニーランドホテルに宿泊していて、ランドで遊んでいるとか、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに宿泊していて、シーで遊んでいる場合なんかは、最適ですね。

妊娠中の子連れディズニーなら、食事は予約がおすすめ!予約可能なレストラン一覧

ディズニーで楽しむ際に…結構大変なのが「食事」かな〜と思います。
平日に行く、食事時を避ける、パレードの時間帯を敢えて狙うなどすれば多少は混雑も緩和できると思うのですが、それでも子連れ・妊娠中となると大変ですよね。

そんな時便利なのが…「予約が取れるレストラン」。
これならゆったりと、しかもおいしいお食事がいただけます♡

と、いうことで…東京ディズニーランド・シーの予約が取れるレストランを一覧にして、ご紹介しますね。

東京ディズニーランド内の予約が取れるレストラン一覧

東京ディズニーランドの中にある、予約が取れるレストランは以下の通りです。
(2018年7月1日現在)

レストラン名 料理 予算 その他
イーストサイドカフェ パスタ料理 1000〜2000円
クリスタルパレスレストラン いろいろ 2000〜5000円 キャラクターに会える
ブルーバイユーレストラン フレンチのコース 2000〜5000円
れすとらん北斎 和食 1000〜2000円

上記の4つ全てのレストランには

・お子様メニュー
・低アレルゲンメニュー

が用意されています。

東京ディズニーシー内の予約が取れるレストラン一覧

東京ディズニーシーの中にある、予約が取れるレストランは以下の通りです。
(2018年7月1日現在)

レストラン名 料理 予算 その他
S.S.コロンビア・ダイニングルーム グリル料理 2000〜5000円
ホライズンベイ・レストラン グリルドビーフ等 2000〜5000円 キャラクターに会える
マゼランズ コース料理とワイン 昼2000〜5000円
夜5000円〜
リストランテ・ディ・カナレット パスタ・釜焼きピザ 2000〜5000円

上記の4つ全てのレストランには

・お子様メニュー
・低アレルゲンメニュー

が用意されています。

意外と手頃な価格のお料理で、予約ができるレストランがあるんだ…ということに、驚きました。(1000円なんて、パークの普通のお食事処ですぐに使っちゃいますよね。)

事前予約は1ヶ月前の10時〜前日20時59分まで、当日予約は毎日9時から受付しています。
妊娠中・子連れのママなら、レストラン予約でゆったりお食事、ぜひ検討してみて下さい。

↓各レストランの詳細情報と予約はこちらから↓

東京ディズニーリゾート公式ページ|メニュー/レストラン

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妊娠中の子連れディズニー、私は行っても大丈夫?体調面で気をつけたい6つのポイントを内科医の視点で解説

最後に、ちょっと内科医らしく…子連れでのディズニーを計画するにあたり、妊娠中のママの体調面で気をつけたいことについても、解説しておこうと思います。

妊娠中の経過というのは、本当に人それぞれです。
つわりが軽い人・重い人、お産の経過も早い人・遅い人がいたりするように、妊娠経過についても一人一人違います。
妊娠中には

ママ
赤ちゃんが生まれる前に、生まれたらしばらくできないことをやっておこう
なんて、安定期に入るとアクティブになるママさんもたくさんいらっしゃいますが、全員がアクティブになっていいという訳ではないんですね。

私は親しくしている産科医ママの友人がおり、様々なケースを耳にするのですが…
「きっと大丈夫だろう…」という油断が、赤ちゃんやママの体に重大な影響を与えてしまったケースなんかを聞くと、いたたまれない思いになります。
あなたは大丈夫そうなのか…ぜひ、以下の6つのポイントについてチェックしてみて下さい。

※私の専門は産科ではないこと、体の状態は一人一人違うことから、十分な情報とは言えない部分もあるかと思います。このため、最終的には必ず、かかりつけの医師と相談の上、自己責任でのご判断をお願いいたします。
また、ブログのコメント欄で「私の場合は大丈夫ですか?」という様なご質問をいただいても、私は産科医ではない上に、かかりつけ医師でない以上、判断することはできかねます。デリケートな問題だからこその対応ですので、どうかご了承下さい。

1. 産科の医師からお出かけを控える様に言われていませんか?

妊娠経過の中で、入院や自宅安静を指示される場合はもちろん外出はNGですが、そこまで厳格ではない場合でも、

・あまり長時間歩かないように
・できるだけ休むようにして

などと言われているケースがあるかと思います。
妊婦さんの不安を無用に煽ることのない様に…と、詳しい理由はおっしゃらない先生もいるかもしれませんが、その背景には

・頸管長(子宮の出口の閉じている部分の長さ)が短めだから早産が心配
・若干赤ちゃんが小さめだから、十分な血流が行くように無理しないでほしい

などの明確な理由がある場合もあります。
医師から、

先生
適度に運動していいですよ〜。どんどん歩いて!
なんて言われている場合は大きな心配はなさそうですが、しっかり事前に確認しておくと安心です。

また、確認は計画の時だけでなく、出かける直前の健診でもする様にしましょう。
途中から運動が制限されるケースは良くありますので、ギリギリの確認は大事です!

2. 前回のお産で切迫早産になったり、自分や実母のお産の進行が早かったという事はありませんか?

私は論文的な根拠は確認していませんが…産科医の友人によると

友人
お母さんのお産は結構遺伝するよ〜!
とのこと。
また、前回のお産の経過や進行具合というのも、今回のお産と関連が深い様です。
つまり…

・前回切迫早産になった人やお産の進行が早かった人は、今回もそうなりやすい可能性がある
・実母のお産の経過が早かった人は、自分もそうなりやすい可能性がある

ということ。(※進行が早い=お産がどんどん進んで、あっという間に生まれてしまうという意味です)

前回切迫早産になった人や、お産の進行が早かった人は、早産や、お産が急に進んでしまうことに注意した方がいいんですね。
いつ生まれても大丈夫だから〜なんてディズニーに遊びに行って、急に産気づいて病院まで間に合わずに出産…こんなのシャレにならないです。
確かに、電車の中で生まれちゃった…とか、たまにニュースになることもありますが、

もし赤ちゃんが酸素や処置が必要な状態で生まれてきたら?
へその緒が絡まっていて、首がしまっていたら?
片足から出てきちゃって、帝王切開が必要な状態になってしまったら?
途中で分娩が停止して、赤ちゃんが苦しくなってしまったら?

こんな、緊急事態となることだって、考えられるんです。

どんな妊婦さんにも切迫早産やお産が思わぬ所で進行してしまうリスクはあります。
ですが…特にリスクが高いと考えられる、”お産が進みやすい体質”の方は、より一層の注意が必要だと思います。

3. 頸管長が短めと言われていませんか?

頸管長とは、子宮の出口の閉じているところの長さのことです。
ある程度の週数以降になると、経膣超音波検査(下からの超音波検査)で、必ず測定しています。
頸管長が週数相当よりも短いというのは、出口の閉じているところが短いのと同じなので…赤ちゃんが出てきやすい、つまり早産の恐れが出てきます。
場合によっては、頸管長の長さを見て、安静のために入院になったりすることもあるんです。

一般的に、先生から頸管長が(週数の割に)短めだと言われている場合には、日常生活の中でも無理は良くありません。
もしそんなことをチラッと言われたかも…という場合には、必ず先生にディズニーへ遊びに行っても大丈夫か、聞いておくと良いと思います。

4. お腹の張りが頻繁になっていませんか?

お腹の張りが頻繁に起こる、歩いたりするとすぐにお腹が張ってしまうというのは、妊娠週数によっては早産に繋がる兆候が出ている可能性も考えられます。

・お腹の張りが頻繁にある
・お腹の張りを抑えるためのお薬(ウテメリン、塩酸リトドリンなど)が処方されている

という場合は、ディズニーがNGである可能性が高いと思われますので、必ず事前に主治医の先生に相談して下さいね。

5. 双子などの多胎妊娠ではありませんか?

双子ちゃんや三つ子ちゃんなど、お腹に複数の赤ちゃんを妊娠している状態のことを「多胎妊娠」と言います。
多胎妊娠では、早産、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、子宮内胎児発育遅延や血栓症などのリスクが、お腹に一人の赤ちゃんを妊娠している状態と比べると高いことが知られています。
特に早産となってしまうリスクは高く、早く生まれてしまうことは赤ちゃんの予後(生まれた後、元気に育っていくかどうか)にも大きく関わります。

多胎妊娠をされている妊婦さんは、そうでない場合と比較するとより早産の危険に注意を払わなければなりません。
もし双子ちゃんの妊娠だったりするのであれば、必ず医師にディズニーへ行って良いか確認しましょう。

6. 飛行機や新幹線での移動など、遠方へのお出かけではありませんか?

どんなにそれまでの妊娠経過が安定して問題がなかった妊婦さんでも、突然何が起こるかわからないのが妊娠の怖いところ。
早産のリスクや兆候もなく、大丈夫だろうと思っていた方でも、突然お産が進んだり、胎盤が剥がれかけたり…と、母子ともに危ない状態になってしまうことが、起こらないとは限らないんです。

「コウノドリ」という漫画をご存知ですか?
綾野剛さん、星野源さん、吉田羊さんなどのキャストでドラマ化されたこともある、鈴ノ木ユウさんの漫画です。
私はこの漫画が好きで、全巻持っているのですが…
「コウノドリ」は、内科医の私から見てはもちろん、日々バリバリお産に向き合っている産科医の友人から見ても、

「日本の産科医療の現実を、すごく良く描写している!!」

と感じるくらいに、よくできたストーリーに、しっかりとした医療監修がなされた漫画です。
医師目線でも楽しめる医療ドラマというのはあんまりないので…本当に珍しい位によくできていて、日本産婦人科学会がベタ褒めしているのも頷けます。

そんな「コウノドリ」の3巻、【海外出産】というストーリーの中で、安定期にハワイに行きたいと言った妊婦さんに、産科医の鴻鳥サクラ先生が言った言葉があります。

「安定期というのは 胎盤が完成してつわりも落ち着いてくる時期という意味で 流産や早産などのトラブルが起きない時期ということではありません
旅行に行かれることで心配なのは飛行機に乗ることではなくて 僕らの手の届かないところに行かれるということなんです」(中略)
「産科医(ボクら)は旅行に行きたいと言う妊婦さんを無理に引き止めることはできませんが「楽しんで行ってらっしゃい」と言う産科医はいないということです」

出典:講談社モーニングKC コウノドリ3巻【海外出産】より引用

もうね、これ…その通りだと思います。
つわりも落ち着いて、妊娠中にお出かけしたい気持ちは私もすご〜くわかります。
何しろ私だって、こうしてディズニーに遊びに行く計画を立てている訳ですから。

でも、妊娠中の遠方への旅行は、「万が一何かあった時」には大きなリスクとなります。

ちょっと心配だから診察を受けたい…そんな時に、かかりつけを受診できないリスク。
旅先で、あなたの妊娠経過を詳しく知らない先生しかいない病院に搬送されるリスク。
救急搬送が必要な状態なのに、受け入れ先がなかなか見つからないリスク。

そんなリスクを勘案して、旅行は慎重に決めるべきと、個人的には思います。
だからこそ我が家の夏休みは、車であっという間に着く距離の、ディズニーリゾートへの旅行なんです。

ディズニーへの旅行に限らずですが、妊娠中の遠方への旅行にはリスクがあります。
ご家族でしっかりと話し合い、主治医の先生とも相談の上で、決めるようにして下さいね。

ママ
せっかく旅行に行こうと思っていたのに…何だか水を差された気分
そう思われた方がいたら、ごめんなさい。
でも私は医師なので…どうしても、ママと赤ちゃんの健康への思いが第一になってしまうんです。

どうか、上記の6つの項目をチェックしていただいた上で、できる限り心配事を少なくして、安全にお出かけされますように、願っています。

ゲストアシスタンスカードについての補足…

余談ですが、私がゲストアシスタンスカードについて調べていた時に、

「ゲストアシスタンスカードを使わなければならない体調ならば、そもそもディズニーなんて行くべきじゃないんです。」

こんな意見をちらほらと見かけました。
妊娠中にディズニーへ出かけるなら、カードのお世話にならなくても済むくらい元気な人が、カードなんて使わずに楽しめばいいじゃない…そういう意見のように、私には感じられました。

でも、私はそうは思いません。

体調が万全で、妊娠経過が良好な、医師からも「一応大丈夫じゃない?でも十分気をつけてね」と言ってもらえるような妊婦さんこそが…ゲストアシスタンスカードを利用して、リスクを最小にして楽しんだらいいと思うんです。
体調さえ悪くなければ立って待つことができる人こそ、極力休んで体調を崩さないようにすることで、ディズニーへ遊びにいけるのだと。

逆に、とても立っていられない、明らかに体調が悪い妊婦さんは、無理してディズニーへ出かけること自体、やめておいた方がいいんじゃないかな…とも。

これはあくまでゆずの私見ですが、自分は結構立っていられるから…元気だから…と、周りの目を気にしてゲストアシスタンスカードを利用するのを躊躇う必要はないと思います。
だって、無理して何かあってからでは、遅いですもん。

”妊娠は病気じゃない”と言う人もいますが、妊娠・出産というのは、お母さんが自分の命のリスクをかけて臨む行為です。
”妊娠は病気じゃない”と軽々しくおっしゃる方は、もしかしたらそんなリスクをあまりご存知なく、「みんなが元気に出産できて当たり前」と思っていらっしゃるのかもしれませんが…医療に携わる身としては、様々なケースを実際に見聞きしてきた身としては、決してそうは思いません。

元気でも、歩けても、立っていられても…休める所はできる限り休んで体調を整える。
もし妊娠中にディズニーへ遊びに行くのなら、ぜひゲストアシスタンスカードは活用して下さい!

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まとめ

この記事では、妊娠中に子連れでディズニーランドやディズニーシーへ遊びに行こうと計画しているママさんに役立つ情報として、

・ゲストアシスタンスカードで待ち時間の立ちっぱなしを回避する方法
・妊娠中でも乗れるアトラクション・身長制限のあるアトラクション一覧
・混雑を回避!パーク内で予約できるレストラン一覧
・ディズニーへ行っても大丈夫?体調面で気をつけたい6つのポイント

こんなことを、お伝えしました。

ゲストアシスタンスカードは、妊婦さんがディズニーリゾートへお出かけするなら、体の負担軽減のために一番役立つサービスだと思います。
ぜひ、利用を検討してみて下さいね。

また、体調面で「本当にディズニーへ遊びに行って大丈夫?」という部分をしっかり確認することは重要です。
産科医ではなく、内科医の目線ではありますが…

1. 産科の医師からお出かけを控える様に言われていないか?
2. 前回のお産で切迫早産になったり、自分や実母のお産の進行が早かったという事はないか?
3. 頸管長が短めと言われていないか?
4. お腹の張りが頻繁になっていないか?
5. 双子などの多胎妊娠ではないか?
6. 飛行機や新幹線での移動など、遠方へのお出かけではないか?

上記の6つについては、ぜひチェックしてみて下さい。
また、これら以外にも、医学的にリスクとなるものは色々ありますが、ここでは書ききれないため割愛しています。
『主治医の先生に確認する』これが一番確実な方法なので、お出かけ前にはぜひ一言聞いてみて下さいね。

あなたが安心、安全に、ディズニーでの1日を過ごせることを、願っています♪

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