こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
春といえば、ドラえもん映画ですね。
私…小さい頃からずっと、ドラえもんが大好きです。
物心ついた時にはドラえもんのぬいぐるみと一緒に寝ていたし、小学生の頃は繰り返し繰り返しコミックスを読んでいました。
中学生になっても、新しい大長編ドラえもん(映画ドラえもんの原作コミックス)が発売されると、こっそり買って読んで、涙していました。
いつか親になったら、子どもと一緒にドラえもんの映画を観るのが夢だったんですが…
娘のみかんも、もう4歳。
ついに、そのささやかな夢が叶う日がやってきました!
今日は、4歳子連れで「映画ドラえもん のび太の宝島」を観た経験から…
・映画ドラえもんって、何歳から映画館で観られる?
・子どもと映画館でドラえもんを観る前に試しておきたいこと
・子連れで「映画ドラえもん」を観る時の注意点
・「映画ドラえもん のび太の宝島」を子連れで観た感想
こんなことを、お伝えしたいと思います。
目次
「映画ドラえもん」とは?
「ドラえもん」ほど小さいお子さんからお年の方まで知られ、多くの人に愛されているキャラクターもなかなかないと思いますので、ドラえもんについての説明は…不要ですよね。
映画ドラえもんは、ほぼ毎年3月〜4月中旬頃に上映されているドラえもんの長編映画です。
ドラえもんの主要キャラクターである
・ドラえもん
・のび太
・しずかちゃん
・ジャイアン
・スネ夫
の5人が冒険に出かけるお話…という所が共通ですが、毎年冒険の舞台が変わります。
2018年は「のび太の宝島」というタイトルで、5人の仲間たちが宝島を探して冒険に出るストーリーになっています。
星野源さんの主題歌「ドラえもん」に乗せて予告編が見られます。この主題歌…ドラえもんファンとしては神がかってます!
映画ドラえもんの特徴は、
・友情や親子の愛と葛藤、世界を救うといった、感動のストーリーが必ずある
・悪者が出てきて捕まったり、危険に巻き込まれたりと、ハラハラする場面がかなりある
この辺りでしょうか。
しまじろうやアンパンマンでも、主人公やその仲間がピンチに陥ったりするシーンはありますが、ドラえもんの方が描写がリアルで、
・濁流や海の大渦に飲み込まれて、生死がしばらくわからない
・しずかちゃんが悪者にさらわれて、危険な目に遭う
・ドラえもんが故障して動かなくなったり、死んじゃったのでは…と思わせるシーンも
こんな感じなので、小さい子どもには、ちょっと怖いと感じる様です。
だからこそ、未就学の小さい子ども連れだと、映画館で最後までちゃんと観られるのか…映画を観せて怖がらせてしまわないか…パパ、ママは少し気を遣う部分があると思います。
一方で、ドラえもん映画は
・大人でも涙しそうになるシーンが必ずと言っていい程あるので、ハンカチ必携
ですので、子どもの映画に付き合って仕方なく観るのではなく、親子で十分楽しめるクオリティーの映画だと思います。
これは、パパ、ママにとってはとてもうれしいですよね。
映画ドラえもんって、何歳頃から映画館で観られる?
ドキドキ、ハラハラ…スリルのある冒険映画。
一方で友情や親子愛が描かれ、様々な葛藤を乗り越えて…最後には世界を救うといった、大人でも感動できるストーリーが少し複雑に絡み合うお話の構成。
小さな子どもには怖くないかな、難しすぎるかな、と思ってしまう「映画ドラえもん」。
しかも、上映時間は約2時間弱とかなり長いです。(2018年の「のび太の宝島」は109分)
ずっと子どもと一緒にドラえもんの映画を見るのが夢だった私は、
実際に映画館で観てみて感じたこととしては、
「4歳頃からがちょうど良い」
のではないかと思います。
ドラえもん映画は4歳からがちょうど良い!その理由は?
先日ドラえもんを観に映画館に行ってみると、上の子がドラえもんを観たいから…という感じで、2歳、3歳のお子さんも結構来ていたんですね。
その様子を見て感じたのが…
・2歳の子どもは、じっと観ていられず、脱走の恐れあり!
・3歳の子どもは、まだストーリーについていけていない様子
これです。
映画館での、実際の2歳と3歳の様子
実はこの日、映画館には偶然知り合いのママさんが、2歳と4歳の子連れで来ていたんです。
そして、「下の子が脱走して、最後の方はほとんど観られなかった」と。
確かに、2歳位のお子さん連れの方は、途中抜けている人もいたかな〜という印象でした。
また、近くに3歳くらいのお子さんが、これまたお兄ちゃんと一緒にドラえもんを観にきていたのですが…
ストーリーと関係なく突如星野源の主題歌の「どどどどどどどどど ド〜ラえもん!」と時々口ずさんでは、
「お兄ちゃん、なんでこの歌やらないの?」「シー!!」
というやりとりを繰り返していたという…(笑)
傍目から見ると、脱走も、歌っちゃうのも、どっちも可愛いな〜という感じ。
全然迷惑なんかじゃありません。
映画館なので音も大きいし、歌っちゃっても全然気にならないんですけど、多分その子は歌が聞きたい気持ちが勝っちゃって、映画には集中していなかったみたいです。
4歳だとここがちょうど良い!4つのポイント
では、4歳だと映画を観ていてどうなるのでしょうか?
娘の様子を例に、4つのポイントにまとめます。
1. 映画のストーリーを理解できる
4歳の娘は、映画の内容にしっかり集中できていました。
後からストーリーも振り返れていたし、親子愛の感動シーンではしっとりと涙する姿も。
ストーリーはある程度理解できていた様です。
2. 怖いシーンにも耐えられる
怖いシーンでは、パパとママの腕をしっかりと掴む様子がありましたが、泣き出しちゃうとか、目を背けるとか、極度に怖がる様子もなし。
帰宅後も寝付けなくなるとか、怖い夢を見て起きてきちゃうとか、そういったこともありませんでした。
ここは、個人差が大きい所だと思いますので、お子さんの状況を見て判断してもらえるといいと思います。
3. 2時間トイレに行かず、最後まで観られる
また、映画といえばネックなのが「トイレ」。
4歳になると、直前にしっかりトイレに行っておけば2時間大丈夫なお子さんも結構いると思うんですよね。
4. 2時間の長編ストーリーでも集中して観られる
最後に、上映時間の長さに集中力が耐えられるか…?という点です。
お子さんによって、好きなものには早くから長時間集中できる子もいると思いますが、館内を見回してみると、2時間のストーリーに集中できるのは、平均4歳頃からなのかな…という印象でした。
ということで…もちろん個人差が大きいかもしれませんが、私のドラえもん映画デビューのお勧めは「4歳」です!
子どもと映画館でドラえもんを観る前に、試しておきたいこと
我が家のみかんは4歳で無事にドラえもん映画デビューを果たし、本人も、もちろん私もバッチリ楽しめたわけですが…実は私、事前の準備をしていました。
映画館にドラえもんを観に行く前にしていた2つの準備をお伝えします。
1. 普段からドラえもんを観る
ドラえもんが好きかどうか…やっぱりここが一番大切だと思います。
私は娘と一緒にドラえもん映画を観るのが夢でしたが、娘がドラえもん好きじゃなければ仕方ない…と思っていました。
実際に、みかんは3歳頃はそんなにドラえもんが好きじゃなかったんですよね。
ジャイアンがのび太にイジワルしたりするシーンが、嫌だったみたいです。
ところが、次第に「ドラえもん、観る!!」となってきたのが4歳手前位。
そして、念願叶って一緒に映画を観られたわけです。
普段放送されているドラえもんを一緒に観て、子どもがドラえもんを好きだと感じていること。それが映画を観に行くかどうかを決める、最重要ポイントじゃないかな〜と、私は思います。
2. テレビで「映画ドラえもん」を一緒に観てみる
次に、お子さんが2時間の長編ストーリーでも楽しめるかどうかを把握するために、ご家庭で「映画ドラえもん」を1本観てみるのがお勧めです。
例年だと3月に新作が公開される「映画ドラえもん」。
それに合わせて、大抵は直前に前年の映画がテレビで放映されます。
我が家では2017年の「のび太の南極カチコチ大冒険」を一緒に観てから、みかんに新しいドラえもん映画を映画館で観たいか聞いて、行くかどうかを決めました。
冒険でちょっと怖いシーンもあったので、みかんは映画館に行くかどうか結構迷っていましたね。
行くという日もあれば、やっぱり行かないという日も。
そしてその内、「行きたい」しか言わなくなったので、映画館に行くことにしました。
お子さんが「映画ドラえもん」を楽しめるかどうかは、個人差があると思います。
直前にテレビ放映されるものや、DVDのレンタルなどで、一度はご自宅で映画を観てから決めるのが、確実かな〜と思います。
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子連れで「映画ドラえもん」を観る時の注意点
「映画ドラえもん」は例年だと3月上旬に公開され、4月中旬頃までやっています。
我が家が訪れたのは3月下旬頃と、まさに春休みシーズンでした。
小さなお子さん連れで「映画ドラえもん」を観る時に、注意しておきたいことをまとめます。
1. チケットは事前予約または早い時間に購入を
映画ドラえもんは、毎年すごい人気です。
観客動員数のトップを何週も連続で取るほどの人気なので、混雑は必至。
我が家は3月21日(春分の日で休日)に映画館に行ってきました。
混雑を予想して、12:50の回のチケット購入のために11時過ぎにチケットブースへ行くと…
3人はおろか、既に2人で横並びに座れる席すらなし!
仕方なく、15:15の回のチケットを購入し、余った時間は食事、買い物で時間を潰すことに。
座席の予約ができる映画館であれば、事前に予約するのがおすすめです。
座席の予約ができない映画館の場合には、かなり早めにチケットを購入する様にしましょう。
2. トイレについて、子どもと確認しておく
直前にトイレに寄っていても、途中でトイレに行きたくなっちゃうお子さんはやっぱりいますよね。
映画の途中だからトイレに行きたくない…と子どもが我慢してしまうと、おもらししてしまう危険も…!!
それだけは避けたいと思い、我が家ではみかんと映画を観る前にトイレについての確認をしました。
・もし映画館でおもらししてしまったら、最後まで観られず帰らなければならないこと
・途中トイレに行っている間は映画が観られないけれど、戻って来れば続きがちゃんと観られること
・おしっこしたくなったら、パパかママに小さな声で「おしっこ」と言ってほしいこと
これをしっかりと伝えてから映画館の中に入りました。
映画の途中でも時々、
注意点は、この2つのみです。
あとは…大混雑なので、直前にポップコーンを買おうとしても無理ということくらい(笑)
基本的に子連れで楽しむ映画なので、途中抜けるのも、おしゃべりしちゃうのも、大きな声で笑っちゃうのも、泣くのも、歌うのも、全然OKな雰囲気でした!
「映画ドラえもん のび太の宝島」を子連れで観た感想
最後に、「映画ドラえもん のび太の宝島」を子連れで観た感想を少しだけ。
笑えるし、泣けます!!
みかんがしっとりと泣いている姿を横目に…私の方がもっと泣いていました。
この話…多分大人の方がじ〜んと来ます。
特に子どもを持つ親となるとね…もうダメです(笑)
必ずハンカチを持って映画館に行きましょう!
あとは、ドラえもんファンとしては、星野源さんが歌う主題歌「ドラえもん」が神すぎます。
星野源さんは、自身もドラえもんの大ファンということで、その歌詞にはドラえもん好きの大人ならかなりグッとくるフレーズが詰まっています。
あまりに素敵な曲すぎて…初回限定版のCD+DVD買っちゃいました!!
もしあなたが「ドラえもんファンだよ〜」という場合は、ぜひ最後までじっくり歌詞を見ながら聞いてみて下さい。
きっと「あ〜!!」となる所があるはずです。
映画ドラえもん、デビューは4歳から!
娘と一緒にドラえもんの映画を観に行けて、しかも一緒に涙することまでできて…
親になったらしてみたかった”ささやかな夢”が叶った、うれしい日になりました。
個人差はありますが、ドラえもん映画を楽しむなら4歳頃からがおすすめです。
・事前にテレビでドラえもん映画を観て、子どもが映画をまた観たいか聞く
・チケットは事前に座席指定で取っておくか、かなり早めにチケットブースへ
・子どもとトイレに行きたくなった時の確認をしっかりしておく
こんなポイントに注意して、ぜひぜひ映画館で迫力・感動のドラえもんを楽しんできて下さいね。