こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
お子さんの自転車、あなたのご家庭ではどうされていますか?
我が家には4歳の娘みかんがいるのですが、友人から子ども用の自転車を譲り受けたので、3歳半頃から補助輪をつけて自転車に乗っていました。
かわいいディズニープリンセスの自転車で、みかんもすごく気に入って乗っていたのですが…
4歳のある日、転倒して腕を骨折する大怪我をしてしまいました。
幸いみかんの腕は手術や入院などはせずに回復しましたが、子どもを骨折させてしまい、補助輪付きの自転車に乗せてしまったことを、すごく悔やんでいます。
今日はそんな経験を元に、子どもに最初に買ってあげる自転車として本当におすすめなのはどんなものなのか…とリサーチし、たどり着いた自転車「変身バイク」をご紹介します。
目次
補助輪付き自転車での骨折は、どんな風に起こったのか?
まず、補助輪付きの自転車がなぜ危険だったのか…それを説明しますね。
補助輪付きの自転車は、中央のタイヤだけでは右に左に倒れそうになってしまうものを、両脇にあるタイヤが倒れないように支える仕組みになっています。
平坦な場所ならグラグラしながらも倒れずに進んでいくことができますが、道に傾斜ができた時、途端に危険になってしまいます。
傾斜といっても、上り坂、下り坂のことではありません。
進む方向に対して直角の傾斜です。
例えば、車道より一段高い位置にある歩道の場合。
横断歩道や車の出入り口のところで、車道に向かって歩道の一部だけが緩やかなスロープになっていますよね。
こちらの画面で、右側の歩道を、画面奥に向かって自転車で進むところを想像してみてください。
車道へのスロープのところを通るたびに、左の補助輪の方へと自転車が大きく傾いてしまうのが、想像できたでしょうか。
一見緩やかなスロープでも、自転車は想像より大きく傾いて、少し勢いがつくだけで簡単に転倒します。
しかも、転倒するときは…必ず車道側に向かって転ぶんです。
更に、補助輪なしでそのまま転倒するのと比べると、補助輪の分、より高い位置から転ぶことに…
みかんが怪我をした時もまさにそうでした。
私が一緒ではなかった時に起きた事故だったので実際に目撃してはいないのですが、車道の方へ向かって自転車が傾いて転倒し、自転車も子どもも車道にはみ出た状態だったと。
もしそこへ車が来ていたら…想像するだけで今でもゾッとします。
自転車の練習は「ペダルなし」から始めることが重要
補助輪付きの自転車の危険性については、ご理解いただけたと思います。
次は、自転車練習の正しい手順についてを説明していきます。
自転車の練習をする時には、自転車が倒れないように進むためのバランス感覚を養うことが必要です。
バランス感覚を掴むために必要なのは…
『ペダルなしで、足で地面を蹴って進んでみる練習』
です。
実はこれ、子どもも大人も共通。
自転車のペダルを敢えて外してしまう…というのは、大人で初めて自転車の練習をする場合によく行われる手法なんですって。
地面を足で蹴って進めば、どちらかに傾いた時にも自分の足を地面につけて、倒れないようにすることができます。
最近は2歳くらいの小さなお子さんでも”ストライダー”に代表される、ペダルなしのキッズバイクに乗っている所をよく見かけるようになりましたが、あれは自転車の練習としてもとても良い乗り物だったんですね。
スポンサーリンク
『へんしんバイク』はペダルなしの練習〜自転車練習までを1台でカバー!
ストライダーの良さはわかりましたが、これだとストライダーを乗りこなせるようになってから、更に自転車を購入することに。
決して安い買い物ではないので、ちょっともったいないですよね。
そこで、おすすめなのが『へんしんバイク』です!
へんしんバイクはその名の通り、自転車に変身するキッズバイクです。
まずペダルなしで遊びながら、
・走る
・曲がる
・止まる
この3つの動きを練習し、その後ペダルをつけて自転車の練習に…というもの。
実はこの『へんしんバイク』、みかんが骨折した話をした時に、職場の小児科の先生に教えていただきました。
へんしんバイクが優れている3つのポイント
では、へんしんバイクが子どもの初めての自転車として優れている3つのポイントについて、ご紹介しますね。
【ポイント1】ストライダーと自転車、1台で2役!
最初のポイントは、へんしんバイクなら1台で、ストライダーと自転車の2役をこなしてしまう所。2台購入するのと比べるとお財布にも優しいし、保管場所もとりません。
また、ストライダーで練習してからいざ自転車へ…となると、子どもはなかなか感覚をつかめない可能性がありますが、これなら普段使っているストライダーが自転車に変身してしまうので、自転車への移行がスムーズです。
【ポイント2】前後両方のブレーキがついている
ストライダーもそうですが、多くのキッズバイクにはブレーキがついておらず、自分の足でブレーキをかけるようになっています。
ブレーキがついているタイプでも、大人の自転車と同じ”前後ブレーキタイプ”はなかなか見つからず、後輪のみが主流。
へんしんバイクの場合は自転車として利用することを前提に設計されているので、大人の自転車と同じ様に、前後両方のブレーキがついています。
初めからブレーキの練習もできてしまうので、ペダルをつけた後も安心です。
【ポイント3】一般の子ども用自転車の約半分の軽さ!
子ども用自転車で転倒する際に、怪我を大きくしてしまう原因は、その重さにもあります。
一般的な子ども用自転車の重さは、12〜18kg。
商品によっては、子どもの体重よりも重い…ということに。
子どもの体格に合わないアンバランスな自転車に補助輪をつけ、サドルを低くして乗るケースが多く(我が家も頂き物の自転車だったこともあり、その状態でした)、子どもが扱いにくく転倒しやすくなる上、転倒時の子どもの体への衝撃を大きくしてしまいます。
へんしんバイクはペダルをつけた状態でも7.5kgと、一般の子ども用自転車の約半分の軽さになっています。
サイズも体格に合っているし、軽いので子どもでも扱いやすい。
そして転倒した時の衝撃も、軽い分少なくて済みます。
2歳のお子さんには、へんしんバイクSもあります
へんしんバイクは3歳〜6歳のお子さんに合わせて設計されているのですが、2歳から練習したいという方にはへんしんバイクSも販売されています。
へんしんバイクSは、2歳のお子さんに合わせて、重心を低く、重さも6.8kgと更に軽く設計されています。
2歳でご検討されている場合は、こちらがおすすめです。
へんしんバイクのお値段は?どこで買えるの?
へんしんバイクのお値段は、14800円。
ストライダーとは同じくらいのお値段です。
その他のキッズバイクと比較すると、少し高めかもしれませんが、自転車を追加で購入するのと比較すると、格段に安く済みます。
そして、どこで購入できるかというと…
こちらの商品は、アマゾンや楽天、ヤフーなどのネットショップでは一切販売されていません。
購入される場合は、公式ホームページから申し込んで下さいね。
自転車の練習をする時には、必ずヘルメットの着用を!
最後に、お伝えしたいのがヘルメットの重要性です。
娘のみかんは補助輪付き自転車で転倒して、残念ながら腕を骨折してしまいました。
その際、頭も打ったはずなのですが…骨折するほどの衝撃だったにも関わらず、ヘルメットを着用していたおかげで頭は無傷で済みました。
小さなお子さんの事故で、命に関わるのはやはり頭の外傷です。
実際に、お子さんが命を落とす悲しい事故も起こっています。
親として、子どもの命だけは絶対に守ってあげなければなりません。
・パパ、ママが運転する自転車に子どもを乗せる時
こんな時には、必ずお子さんにヘルメットをつけてあげて下さい。
ヘルメットを選ぶ時に大切なのは、子どもの頭のサイズにきちんと合っていること。
お子さんの成長に合わせたサイズのヘルメットを、必ずきちんとつけてあげて下さいね。
お子さんの安全のために…初めての自転車はへんしんバイクで決まり!
繰り返しになってしまいますが、我が家は補助輪付きの自転車で子どもに怪我をさせてしまったことを、本当に後悔しています。
へんしんバイクは…
・ストライダーと自転車の1台2役
・大人の自転車と同じ「前後ブレーキ」
・子どもの体格にあったサイズと重さで設計されている
・2歳のお子さんには、へんしんバイクSも
・購入は公式ホームページから
・練習時には必ずヘルメット着用を!
こんな子ども用の自転車です。
これから練習するご家庭や、今補助輪付き自転車をまさに使っているご家庭では、お子さんの安全のためにぜひ「へんしんバイク」の購入を検討してみて下さいね。