ベビー布団の選び方、あなたは大丈夫?赤ちゃんの安全とママの楽を考えた選び方を、内科医ママが解説します

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こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。

赤ちゃんが生まれるから、ベビー布団を買わなくちゃ…

…と、Amazonや楽天で『ベビー布団』で検索してみると。

え〜!?こんなに沢山あるの?
どれを選んだらいいのかよくわからないな…

なんてことで、あなたは悩んでいませんか?

ベビー布団で検索すると…
7点セット〜10数点のセットまで、いろいろな商品が並んでいます。

赤ちゃんに使うものとなると、慎重に選んであげたくて、悩んでしまいますよね。

生まれたばかりの赤ちゃんが使うベビー布団。
選ぶ際には、

(1)赤ちゃんの安全
(2)ママのお手入れの楽さ

この両方を考えて購入すると、失敗がありません。

この記事では、

・ベビー布団選びはなぜ大切なのか
・ベビー布団の7点セットとは?
・ベビー布団セットに必要なものは何か
・ベビー布団の選び方、4つのポイント

を解説し、あなたの失敗しないベビー布団選びをサポートします!

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ベビー布団選びが大切な理由

ベビー布団選びが大切な理由は、主に2つあります。
それは、先ほどお伝えした、

(1)赤ちゃんの安全
(2)ママのお手入れの楽さ

この2つ。
では、もう少し詳しくお伝えしますね。

1. 0歳児が亡くなる事故は就寝中に多いから

小さな赤ちゃんが亡くなる事故…就寝中に一番起きているって、ご存知ですか?

いきなりこんなことを言って、驚ろかせてしまったらごめんなさい。
でも、ベビー布団選びをしているあなたには、ぜひ知っておいてほしいんです。

0歳の赤ちゃんが不慮の事故で亡くなる原因に、実は就寝中の窒息がかなり多いんです。
その原因は以下のようなもの。

・マットレスなどに顔が埋まる
・掛け布団などが顔にかかる、首に巻きつく
・ベッドと壁の間に挟まる
・ベッドから転落する
・家族の体の一部に圧迫される
・ベッド上の衣類やクッションなどで顔が覆われる

これを見ると、赤ちゃんが安全に眠るためには、寝具選びがいかに重要か…ということが、わかると思います。

大切な新しい家族ですから、やっぱり一番は赤ちゃんの安全面を考えてあげたいですよね?

であれば…
ベビー布団は、安全にしっかりと配慮したものを選ぶ必要があります。

2. 手入れが大変だとストレスだし、衛生的に使えない

2番目も、実は赤ちゃんの安全につながっていくのですが…
お手入れが大変な布団だと、きれいに使えないんです。

赤ちゃんは新陳代謝がとても活発。
その上、ミルクを吐いたり、よだれを垂らしたり、おしっこやウンチが飛んじゃったり…と、赤ちゃんの布団はとても汚れやすいです。

この状態で、もしお手入れが大変な布団だったら?

ママが大変な思いをして、ストレスを溜めながらきれいに使うか…
汚れたのを見なかったことにして、お手入れが雑になるか…

大抵は、このどちらかになるのでは。

赤ちゃんはまだ呼吸器が強くなく、不衛生な布団でダニやカビ、ハウスダストにさらされるのは良くありません。
それに見て見ぬ振りをするのもママも罪悪感からストレスになりますから…
お手入れしにくい布団を使えば結局ママにも赤ちゃんにもいいことなし。

ベビー布団のお手入れが簡単だと、

・赤ちゃんはいつも清潔な布団に寝られる
・ママのストレスが少なく、ママの笑顔が増える

と、赤ちゃんもママもハッピーですよね。

赤ちゃんのお世話は、ただでさえ大変なもの。
布団の手入れくらい楽なものを選んで、少しでも育児に余裕ができることは、ママと赤ちゃんの双方にとってメリットがあります。

そんな訳で、ベビー布団選びは大切。
でも、どうやって選べばいいのでしょうか…?
いや、そもそもベビー布団の◯点セットって、何が入っているんだろう?

ということで、次は

・ベビー布団セットにはどんなものが入っているのか?
・それぞれは本当に必要なものなのか?

について、解説しますね。

ベビー布団の7点セットとは?役割と選び方を解説

ベビー布団セットを探してみると、シンプルなもので5点〜7点セット、多いものでは10点、12点セットなんて商品もあることが分かりました。
内訳を見てみると…
5点セットにはキルトパッドや防水シーツがついておらず、点数の多いものには

・枕カバー
・毛布
・洗濯ネット

などが含まれている様ですね。

ベビー布団で最低限必要なものをそろえようと思うと、一般的には7点セットが妥当かなと思います。
ということで、ここでは一般的なベビー布団7点セットの内訳と、それぞれの役割、選び方のポイントについて、簡単に説明しますね。

1. 敷布団またはマットレス

まず最初は、敷布団またはマットレス。
言うまでもなく、これは絶対に必要ですね。

赤ちゃんには硬めのものを選んであげて下さい。
その理由は、後ほど詳しくお伝えしますね。

2. 敷布団カバーまたはフィットシーツ

敷布団やマットレスを覆うシーツで、これまた無いと困るものですね。

シーツがよれたり外れたりしやすいと赤ちゃんの窒息の原因になるため、ゴムなどでしっかりとフィットするタイプや、ファスナーで包んでしまうタイプが安全です。

3. キルトパッド

敷布団とフィットシーツの間に敷きます。
赤ちゃんはたくさん汗をかくため、汗を吸収するために使います。

なくてもダメではないですが、敷布団に湿気が吸収されてしまうとカビやダニが増える原因になるため、あった方が良いでしょう。

4. 防水シーツ

赤ちゃんはよく吐き戻しをしますし、おむつをしていても横もれしたり、おむつ交換中におしっこが飛んでしまったりと、シーツはしょっちゅう汚れます。
そんな時、汚れが敷布団やマットレスまで到達するのを防いでくれるのが、防水シーツ。

これもなくてもダメではないですが、あった方がお洗濯の手間が省けて、ママが楽になるアイテムです。

5. 掛け布団

言うまでもなく、こちらも必需品。

赤ちゃんにかけてあげる布団は、軽くて保温、吸湿性の良いものがおすすめです。
また、衛生的に使うためには、丸洗い可能なものが◎。

6. 掛け布団カバー

掛け布団のカバーも、もちろん必要ですね。
赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、素材は綿などの肌触りの良いものがおすすめです。

7. 枕

赤ちゃんに枕は基本的に不要なのですが、大抵のセットには枕が入っています。
赤ちゃん用枕は、カバーなしのものも多いですね。

赤ちゃんが枕を汚すのは、大抵が吐き戻し。
枕カバーをつけていても、結局中まで濡れてしまうので、カバーなしの方が洗濯の手間が少ないです。

7点セットの内訳は、こんな感じ。
説明した通り、枕を除いてはどれも必要だったり、あった方が洗濯が楽になったりするものです。

逆にいうと…
今解説した7点以外は、必要ではないということ。

洗いかえ用がついている、ということで点数が増えているのであればOK。
いたずらにグッズが増えているだけの場合は、洗濯の手間が増えるだけの可能性大ですので、購入前によく吟味して下さいね。

ベビー布団の選び方、4つのポイント

ベビー布団7点セットの説明でも、簡単に選び方のポイントはお伝えしましたが…

ゆず
特にここに気をつけて下さいね〜。
というポイントが4つあるんです。

ここでは、

・赤ちゃんの健康や安全
・ママのお手入れの楽さ

この2つの観点から、選び方の4つのポイントを解説しますね。

【ポイント1】敷布団・マットレスは硬めのものを選ぶ

赤ちゃんが使う敷布団やマットレスは、硬めのものを選んで下さい。
なぜなら、柔らかい布団やマットレスでは、顔が埋れて窒息事故が起こる恐れがあるからです。

また、柔らかすぎる布団やマットレスでは、骨格の成長に悪影響が出ることも。
大人でも柔らかすぎるマットレスで腰が痛くなってしまった…とか、ありますよね?
まだ未熟で成長途中の赤ちゃんの骨格には、硬めの敷布団やマットレスがおすすめです。

最近では、硬めかつ体圧分散ができるマットレスも購入可能ですよ。
ベッドで寝ている時間が長い赤ちゃんだからこそ、安全で快適なものを選んであげましょう。

【ポイント2】掛け布団は軽く通気性の良いものを

掛け布団は軽く、通気性の良いものがおすすめです。
中綿は羽毛かポリエステルが多いですが、ほこりが出にくく洗濯しやすいという観点からは、ポリエステルが扱いやすいかもしれませんね。

赤ちゃんの布団は大抵が軽く作られているとは思いますが、使用前には確かめてあげて下さい。

寒い季節には掛け布団以外に毛布なども使いたい…と考えるご家庭もあると思いますが、赤ちゃんの寝具はシンプルな方が良いです。
なぜなら、布団が重いと赤ちゃんが寝づらくなりますし、かけものが多い分窒息のリスクも上がるから。
それに、かけものが多いと、洗濯物も増えますし…ね。

温かさは、毛布などの寝具の枚数で調整するよりは、室温を調整すること。
理由は、乳幼児突然死症候群(SIDS)予防の観点から、赤ちゃんは温めすぎない方が良いからです。
とはいえ、冬でも室温は暖かすぎない方がよく、20〜22℃位に保ってあげて下さい。

温度計や、温度表示のある加湿器などで、普段から室温を確認するといいですね。

【ポイント3】家庭でも洗濯機で丸洗いできるもので清潔に

使ってみると実感しますが…ベビー布団はしょっちゅう汚れます!

吐き戻しでシーツや枕がびっしょり…
おしっこが飛んで布団にかかっちゃった…
おむつ交換の時に動いて、足についたうんちが布団についちゃった…

こんなこと、よくあります(笑)
また、見た目には汚れていないように見えても、赤ちゃんは汗っかきなので、定期的な洗濯は必要に。

もし洗濯が大変だと、汚れた時に大変です。
家庭で洗えるのはもちろんですが、手洗いでは手間がかかるので、洗濯機で丸洗いできるものが楽でいいですよ。

【ポイント4】防水シーツを利用して、お洗濯を楽に!

いくら洗濯機で丸洗いできるものを選んでも、しょっちゅう敷布団やマットレスまで洗っていたらとっても大変ですよね。

ベビー布団セットの中でも、シーツは吐き戻しやおむつからの横もれ等で、頻繁に汚れます。
この汚れが敷布団やマットレスまでしみない様にするため、防水シーツはマストアイテムです。

もう一度、ポイントをまとめておきますね。

1. 敷布団・マットレスは硬めのもので窒息を防止
2. 掛け布団は軽く通気性の良いもの、毛布を追加するよりは室温調整
3. 洗濯機で丸洗いできるもの
4. 防水シーツで洗濯を楽に

赤ちゃんグッズ選びでは、第一に赤ちゃんの安全を、第二にお母さんの楽を…とゆずは考えています。
上記のポイントを押さえれば、安心・楽チンな寝具が選べますよ♪

わが家では、ご紹介した全てのポイントをバッチリ押さえているのはもちろん

・フィットシーツ
・キルトパッド
・防水シーツ

の3役を1枚でこなす「トリプルシーツ」のおかげで洗濯やベッドメーキングがとっても楽な、

「サンデシカ×こだわり安眠館 忙しいママの時短セット」

というベビー布団セットを使っています。

この布団セットのおかげで、吐き戻しが多くシーツを汚しやすい息子の子育ても、毎日快適です(^^)
詳しくは、

こちらの記事で、特徴や購入時の注意点などをレビューをしていますので、よかったら参考になさって下さい。

めちゃめちゃおすすめです♪

まとめ

この記事では、

「赤ちゃんの安全」
「ママのお手入れの楽さ」

という観点からベビー布団の選び方のポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか?

最後に、お伝えした4つのポイントをまとめます。

POINT(1)敷布団、マットレスは硬めのものを選び、窒息を防止
(2)掛け布団は軽くて通気性の良いものを
(3)家庭で洗濯機で丸洗いできる
(4)防水シーツを利用して、洗濯を楽に!

上記のポイントをしっかり押さえて、赤ちゃんを安心して寝かせてあげられる、そしてママも楽にお手入れできる、そんなお布団を選んで下さいね。

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