こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
ある日保育園に娘をお迎えに行くと、4歳・5歳クラスのお兄ちゃんお姉ちゃんたちがなにやら黙々とパズルを組み立てていました。
それはどうやら『LaQ(ラキュー)』というおもちゃらしい…
本屋さんなどに置いてあるのを見て、少し気にはなっていたのですが、3歳の娘にできるとは思わず、完全にスルーしていたのです。
娘のみかんは、パズル系のおもちゃが大好き。
このおもちゃ、色々な意味で大正解でした。
パズル好きのお子さんと、パズル好きのパパ・ママのペアならきっとハマる!
今日はそんなLaQをレビューしたいと思います。
目次
LaQ(ラキュー)とは?
LaQは、たった7種類のパーツを組み合わせて、平面や立体の形を自由に作るおもちゃです。
No.2に正三角形、つまり60°のパーツがありますね。
そして、No.5に120°の角度のパーツがあります。
この2つの角度があること、これがものすごく重要で…
90°のパーツに加え、これらがあるおかげで、球体に近いものなども作れてしまうんですね。
この7種類のパーツ、様々な形を作るために必要かつ十分となるように、非常によく考えられているな…と思います。
では、LaQ(ラキュー)の楽しみ方をお伝えしていきますね。
平面の図形を作って楽しむ
LaQで一番簡単にできる楽しみ方は、平面の図形を作ること。
平面の図形を楽しむための入門的なセットだと…
こんな感じで、作り方のガイドと平面用のパーツが入っています。
これを見ながら作成していくわけですね。
こちらのガイドの良いところは、実物大であること。
こんな風に、作ったものを重ねて、確認しながら進めていくことができます。
これだと子どももわかりやすいようでした。
立体の図形を作って楽しむ
冒頭の写真は私がガイドを見ながら作ったものですが、立体用のパーツが入っているセットを購入すると、こんな風に色々な立体の形を作ることができます。
実際にやってみると…
オリジナルの作品を自由に作って楽しむ
組み立て方に慣れてくると、ガイドの通りに組み立てるだけでなく、オリジナルの作品を作るのが楽しくなってきます。
最初は、色を少し変えるだけ…とか、少し角度を変えるだけ…とかですが、その内ゼロから作品を作れるようになってきます。
小学生くらいのお子さんでは、結構な大作をオリジナルで作っている子も多い様。
子どもから大人まで、誰でも参加できる『LaQ芸術祭』と題されたコンテストが開催されており、LaQの公式ホームページには、毎月すごい作品が掲載されています。
もっと知りたい!LaQの作り方
LaQには作り方のガイドも付いているのですが、それだけでは物足りない…!という方も安心。
LaQの公式ホームページには、作り方ギャラリーで数多くの作り方を紹介しているんです。
作り方ギャラリーには、様々な難易度の作り方見本が紹介されています。
この作り方ギャラリーの良いところは
・平面、立体どちらの作品の作り方も載っている
・難易度が星の数で一目でわかる
・色々なジャンルのものが紹介されている
・何色のどんな形のパーツが何枚必要かが書いてある
・LaQ購入時に入っているガイドと同様のものがPDFでダウンロードできる
こんな点です。
こんな風に、写真が載っているので作りたいものが見つけやすいです。
作り方は購入したものに入っているガイドと同様の詳しさ。
カラーで書いてあり、とてもわかりやすいです。
新しい作り方がどんどん追加されていくので、飽きずに長く楽しめそうですね。
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LaQ(ラキュー)は脳の発達を促進するおもちゃ
LaQの良い点は色々あるのですが、やはり子育て中のママなら多くの方が気にかけている『知育』について、科学的な検証がされているところは、特筆すべき点です。
LaQの公式ホームページには、このような詳しい紹介も。
単に「知育に良いですよ〜」と謳うおもちゃはたくさんあると思うのですが、LaQのすごいところは、科学的なデータを取っているところ。
日本大学教授、医学博士である森 昭雄先生が、LaQで遊んでいる子どもの脳の働きを実際に調べ、右脳および左脳ともに神経ネットワークが活発化していることを確認しており、下記の様にその結果を公式ホームページで紹介しています。
森 昭雄先生は、脳のインターネット中毒性障害について国際シンポジウムでご講演されるなど、脳科学研究に携わる生理学者です。
公式ホームページの脳の画像では、脳内の色々な部位がバランスよく活性化している状況が示されており、これはすごくいいおもちゃなんだな…と医師をしている私も思いました。
詳しく知りたい方は、LaQ公式ホームページを実際にご覧になってくださいね。
LaQ(ラキュー)には種類がいっぱい!今、どれを買えばいいの?
LaQにはたくさんの種類があります。
メーカーが記載している対象年齢は5歳からですが、実は3歳後半くらいから十分に遊べるおもちゃだと思います。
でも、どれを買って良いか…たくさんあると迷ってしまいますよね。
こちらでは、どれを購入したらよいかの目安をお伝えしていきます。
【3〜4歳】まずは平面のLaQから始めよう
どんなおもちゃでもそうだと思いますが、子どもがそのおもちゃにハマるかどうかは
達成感を得られたかどうか
にかかっています。
難しすぎるおもちゃでは、「できない!!」となって子どもは放り出します。
簡単すぎるおもちゃでは、最初はやってくれても、すぐに飽きてしまいますよね。
この中間の…
3歳〜4歳で、初めてLaQに挑戦するお子さんなら、最初は平面のものから挑戦するのがよいでしょう。その後、お子さんの上達に合わせて、徐々に立体のパーツを買い足していくのがおすすめです。
みかんは4歳で使い始めて、2ヶ月後には立体パーツを自分で組み立てる様になっていましたので、案外早く立体もできてしまうのかもしれませんね。
【5〜6歳】立体のもので、お子さんが好きなテーマを選ぶ
お子さんの様子を見て、「平面には随分慣れてきたな〜」となったら、そろそろ立体のパーツが含まれたセットを買ってあげる頃合いです。
目安としては、5〜6歳くらいからなら、最初から立体のパーツを買ってあげても十分扱えると思います。
この時大切なことは、
お子さんが好きなテーマのセットを買い足してあげること
です。
乗り物が好きなお子さんなら乗り物、動物が好きなお子さんなら動物をテーマとしたセットを買ってあげることがお勧めです。
好きなものを作る時の子どもって、すごく輝いていますよね。
好きなことをするからこそ、高い集中力も発揮できます。
もし買い足すことを考えている場合には、
『お子さんの好きなジャンル』
ここに一番気をつけて、選んでいただければなと思います。
【小学生〜】お子さんが希望するパーツを買い足す
小学生くらいになると、もう自分で自由にオリジナルの作品を作るようになってきます。
こうなってくると、お子さんの好きなジャンルのセットを買い足すだけでなく、お子さんがほしいと思っている色のパーツを買い足すのもよいと思います。
LaQはセットのものだけでなく、単色のパーツだけの販売もしています。
お子さんが「作りたい!!」と思うものに足りない分だけを買い足してあげる…そういうことができるのが、LaQの魅力の一つでもあります。
LaQ(ラキュー)の長所と欠点とは?
ここまで、LaQの様々な魅力をお伝えしてきました。
ここでは、実際に使ってみてよかったLaQの長所や欠点を一覧にしてまとめてみます。
LaQの長所とは?
では、まずLaQの長所についてまとめてみます。
・脳の発達に良いことが科学的に検証されている
・少ないパーツ(たった7種類)で作れるものは無限大!
・3歳後半から大人まで、長く楽しめる
・場所を取らない。持ち運びができるので、帰省のお供にも◎
・室内遊びに最適。静かに遊べ、病気で保育園や学校をお休みした日にもおすすめ
・長時間子どもが集中して遊んでくれる
・手頃な価格からはじめて、少しずつパーツを買い足していける
・公式ホームページに作り方が数多く掲載されている
・価格がお手頃
先にご紹介した「脳の発達に良いことが科学的に検証されている」はもちろんのこと、実際に買ってよかった〜と実感できる点としては、長時間子どもが集中して遊んでくれることや、収納に場所を取らないところが大きいかな…と思います。
手頃な価格のセットから始めて、お子さんにハマるかハマらないかを見極めてから買い足していけるのも、うれしいですよね。
また、対象年齢が広く、”大人も一緒に楽しめる”ことは、とても重要なポイント。
小さなお子さんにとって、パパやママと一緒に楽しんだという経験は大きなプラスになりますからね。
「ぬいぐるみのおままごとに付き合うのは正直しんどいな…」というパパも、LaQなら一緒に熱中できるというケースもあるはず。
パズル好きのお子さんというだけでなく、親子でパズルが好きなご家庭に特にお勧めです。
LaQの欠点
今度は、LaQの欠点についてお話しさせていただきますね。
・パーツが小さいので、3歳でもおもちゃを口に運ぶタイプの子は誤飲が心配
・誤飲の危険から、下に小さいお子さんがいるご家庭では管理に注意が必要
・作ると壊したくなくなる…でも、壊して作らないとパーツが足りない
やはり、安全に遊べてこそのおもちゃです。
パーツが小さく、誤飲の恐れがあることは、一番注意しなければなりません。
特に3歳未満のお子様がいるご家庭や、3歳以上でもおもちゃなどを口に入れる癖のあるお子さんの場合は、要注意ですね。
管理をしっかりするか、少し成長するまで待つか、なんらかの対策が必要だと思います。
作ると壊したくなくなることについては、写真に撮ってあげるのがおすすめです。
チェキなどで作品の写真を撮って、お子さんの作品コレクションとして子ども部屋に飾ってあげるのもいいかもしれません。
パズル好きのお子さんにおすすめの知育おもちゃ情報をまとめてチェック!
4歳の娘みかんはパズル好き。
そんな我が家で、
・子どもの想像力を刺激するもの
こんな所にこだわって購入したパズル系知育おもちゃの記事一覧を作りました。
気になる方は、
【内科医ママ推奨!】3〜6歳・パズル好きのお子さんにおすすめ!脳を育む知育おもちゃまとめ

こちらの記事をチェックしてみて下さいね。
パズル好きのお子さんへのプレゼントにLaQ(ラキュー)がおすすめ!
パズル好きのお子さんへのプレゼントには、LaQはとてもお勧めです。
・脳の発達に良いことが科学的に検証されている知育おもちゃ
・場所を取らず、持ち運びが簡単で、長時間子どもが集中して遊んでくれる
・平面から立体へ…年齢に合わせて長く遊べる
・パーツが小さいので誤飲には要注意
こんなおもちゃです。
お子さんへの誕生日やクリスマスのプレゼントに…特にパズル好きのパパ・ママ、ぜひご検討くださいね。