こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
先日引いた風邪のせいで、アレルギー持ちの私は今ひどい咳に悩まされております。
ところで、アレルギー体質って、遺伝するんですよね。
例えば、我が家の場合なら兄は小児喘息だったし、私は大人になってから咳喘息になってしまいました。
体質が似ているから、仕方ないです。
アレルギーがあっても快適に過ごせるように、我が家ではアレルギー対策にちょっと気を遣っています。
今日は、アレルギーを持っている方におすすめの置き畳をご紹介します。
汚れにくいお手入れの簡単な畳なので、アレルギーは関係なくても、小さなお子さんがいるから汚すのが心配で畳が置けない…というママも、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
置き畳とは?
畳といえば、和室のイメージですが、置き畳は、フローリングの床の上に置いて使う感じの畳です。写真の様に、洋風のリビングルームにおいても違和感がなく、畳の気持ち良さが味わえます。
縁がなく正方形に作られた「琉球畳」タイプだと、フローリングにおいても違和感なくおしゃれな感じにまとまります。
積水MIGUSAは天然い草にそっくりなのに、すごい樹脂でできた畳表
3年前に新築でマンションを購入し、引っ越してきたのが今住んでいる家です。
畳のスペースがほしくて購入したのが、MIGUSAの置き畳でした。
フローリングの床ではなく、畳でゴロゴロしたかったから…というのがその理由です(笑)
(ついでに、当時1歳だった娘の夏場のお昼寝スペースとして、という用途もあった様な。)
畳というと
・陽が当たると色が変わる
・ダニが繁殖する
・カビが生える
・お掃除が大変
・緑色なのでインテリアに合わないかも
そんなマイナスのイメージもありました。
購入したマンションには和室の部屋はなく、でも畳でゴロゴロが諦められなかった私。
当時インテリアのアドバイスをしてくれていたプロのコーディネーターさんに相談し、教えてもらったのがMIGUSAの畳でした。
MIGUSAはい草を再現した特殊な樹脂で作られた畳表
MIGUSAは、樹脂を本物の畳の様に織って作られた畳表。
い草の風合いを再現しながら、い草よりも耐久性、安全性などが優れた高機能畳です。
色が緑色っぽいタイプでは普通の畳と区別がつかないくらいよくできており、よく中学校の柔道部が敷いている樹脂製の畳もどき(ごめんなさい)みたいなものとは、完全に一線を画しています。
MIGUSAを使って作られた畳のラインナップは色々あるのですが、我が家では83cm×83cmの正方形の置き畳タイプを使っています。
樹脂製なのに本物の畳の様にサラリとした感触で、べたつくこともなく、夏は涼しく、冬もひんやりしにくいので、くつろぐのにちょうどいい感じです。
MIGUSAの置き畳、6つの良いところとは?
MIGUSAの置き畳は高機能だとお伝えしましたが、具体的にどんな風に良いのかを6つに絞ってご紹介します。
1. お掃除がしやすい
小さいお子さんのいるご家庭で、何と言っても一番うれしいのは「お掃除のしやすさ」でしょう。
液体をこぼしても乾いた布に染み込ませるように拭き取り、そのあと軽く水拭きをすれば、あっという間にきれいになります。
娘が1歳から使い始めて約3年。
案の定、色々な液体が畳にこぼれましたが、今だにきれいですし、匂いも残りません。
2. ダニやカビが繁殖しにくい
アレルギー持ちに私にとっては、ダニやカビの繁殖は避けたいところです。
アレルギーを持っていなくても、特に小さなお子さんがいるご家庭ではダニやカビは気になりますよね。
MIGUSAは樹脂でできており、い草と比較するとダニやカビの繁殖に強いです。
樹脂ではダニもカビも栄養にできないですもんね。
ちなみに、MIGUSAの安全性は、日本アトピー協会のお墨付きをもらっているんですよ。
3. シックハウス症候群に関わる物質の使用ゼロ
天然素材ではないもの…となると、今度は気になるのがシックハウス症候群などの化学物質の問題。
MIGUSAの畳にはシックハウス症候群に関わる物質は一切使われていません。
小さな赤ちゃんでも安心してお昼寝させてあげられます。
4. 色あせしにくい
畳を陽のあたるところにおいておくと、色あせが気になります。
MIGUSAの置き畳の場合にはひっくり返すこともできないのですが…ほとんど色あせしないんです。
天然のい草だと、どうしても色が変わってきてしまうのは仕方ありません。
ここは樹脂のいいところが出ている点だな〜と思います。
5. 子どもが走り回ってもずれない
裏面は全面が滑り止めの加工になっているので、子どもが走り回っても全くと言って良いほどずれません。
ジョイント用のテープみたいなものも確か同梱されていた記憶があるのですが、結局使っていないです。
ずれてしまうと子どもが転倒する原因になるので、ずれないのは安心です。
6. 豊富なカラーバリエーション
MIGUSAはカラーバリエーションが豊富なのもとってもうれしいところ。
フローリングの床、洋風のインテリアのお部屋でも、しっかり馴染む色が見つかります。
我が家の畳は、本棚の色に合わせてアイボリーにしました。
洋室でも違和感なく敷けるので、インテリアの邪魔をする所か、良いアクセントになっています。
ここではMIGUSAに特徴的な良いところをご紹介してきましたが、子どもが転んだ時にもクッションになって安心だったり、夏涼しく冬も冷えにくいなど、一般的な畳の良さも兼ね備えていますよ。
ショールームに行ってみるのもオススメ
実は私、秋葉原の方にある東京ショールームへ足を運び、実物を体験しつつ、スタッフさんに詳しく説明してもらってから購入を決めました。
あとでご紹介しますが、安価な買い物ではなかったので、失敗しなくなかったんですね。
ショールームのスタッフのおじさんはとっても親切で、気になっていたことをあれこれ質問したのですが、どれも的確に、丁寧に答えてくれました。
東京と大阪にショールームがあるので、お近くの方は実際に体験してから購入するのもおすすめです。
MIGUSAの置き畳の欠点
MIGUSAの置き畳、とても良い商品だと思うのですが、欠点もあります。
1. 値段は高め
1枚あたり14000円〜19000円と、一般的な琉球畳と比較すると値段が少し高いです。
(積水の公式ホームページで購入する場合の値段。楽天などでは7000円代のものもありました。)
ですが、い草よりも樹脂の方が材質として長持ちしますし、汚れにくいタイプなので、一般的ない草の畳と比べるとずっと長く使えると思います。
長期的に見ると、案外お得なのかもしれませんね。
値段に幅があるのは、デザインや機能がいくつかあるから。
一番高い19000円のものは、「アレルバスターフロア畳」というアレルギーに特化したタイプのものです。
ダニやカビの繁殖を抑えるMIGUSAの畳表に、アレルバスター処理クッション材まで入っているなんてすごいですね。
2. い草の香りは楽しめない
樹脂製なので、い草の香りは残念ながら再現されていません。
い草の香りがするのが畳の醍醐味だと思っていらしゃる場合は、天然い草のものを定期的に畳表を交換しながら使っていくしかないかな…と思います。
3. ルンバを使うとだんだん毛羽立ってしまう
耐久性は天然い草よりも高いMIGUSAの畳表ですが、毎日のルンバには勝てませんでした。
ルンバに3年間毎日お掃除された結果…
こうなりました。ごめんよ。
ちなみに、毛羽立っているのはルンバが乗り上げる端のところだけで、それ以外の場所は無傷です。
い草より強い樹脂でこれなのだから、普通のい草の畳だったらもっとえらいことになっているのだろうと思います。
ちなみに、ルンバは畳の上に上がることはできています。
ただ、ルンバのお掃除効率は、フローリングの床と比較すると、髪の毛などが残りやすい感じもあり、私は適宜ダイソンでもお掃除しています。
MIGUSAの置き畳はどこで購入できるの?
MIGUSAの置き畳は、積水MIGUSAの公式ホームページからインターネット通販で購入できます。
Amazonや楽天で「MIGUSA」を検索すると、積水の純正品もあるのですが、畳表だけを仕入れて加工しているのかな…?みたいな商品もかなりあります。
私が使っているのはメーカー直送品なので、この記事でご紹介しているのは純正のものについてです。
畳表にMIGUSAを使っていれば、MIGUSAそのものの機能は同じだと思いますが、滑りにくさや厚み(クッション性、ルンバが乗れるか)などは違うと思うので、その点は注意して購入してください。
また、楽天にはメーカー直送で、積水の公式ホームページより安く取り扱っているお店もありました。
そちらなら、より安く純正のものが手に入るのではないかと思います。
購入される際には、よく注意してくださいね。
小さなお子さんがいるご家庭に、MIGUSAの置き畳がおすすめです
MIGUSAの置き畳は、
・汚れにくく、お掃除が簡単
・アレルギーの原因となるダニやカビの繁殖を抑える
・傷みにくく、長く使える
こんな置き畳です。
い草の香りは楽しめませんが、畳の良さを、畳よりも簡単なお手入れで楽しめるので、小さなお子さんがいるご家庭にはピッタリ。
畳は好きだけど、アレルギーが気になる方や、汚してしまうので買えなかったという方は、ぜひ検討してみて下さいね。