こんにちは。
現役内科医ママのゆずです。
我が家には4歳の娘みかんがいるのですが…
たまたまテレビで放送された「七田式」の教室の様子を見て
今日は、七田式の教室に通い始めたことでわかった
・七田式レッスンの流れと持ち物
・七田式、宿題と自宅学習はどれくらいある?
・七田式に通うために必要な準備
・七田式で親が気をつけるべきこと
こんなことについて、お伝えしたいと思います。
目次
七田式教育とは?
七田式教育については、みかんが無料体験レッスンを受けた時のことをレポートした
七田式教育の無料体験レッスンはどんな感じ?勧誘はある?実際に4歳娘と行ってみた感想をレポート!

こちらの記事でも解説しているのですが、最初に簡単にまとめておきますね。
七田式教育は子どもの能力を開発する教育法
七田式教育は、いわゆる早期教育の一つに分類されるものだと思います。
でも、早期教育といっても、いろいろな種類がありますよね。
例えば、早くから先取り先取りで知識を吸収させて、小学生なのに高校の数学までマスターしちゃいました…みたいなもの。
小さい頃から英語に触れさせて、バイリンガルに育てる…なんていうもの。
七田式教育は、知識を教えるのではなく、子どもの才能を引き出す教育を掲げています。
特に、人間の脳の中でもあまり有効活用されていない「右脳」の能力を最大限引き出すことに注目しているのが特徴です。
子どもが持っている能力の一つである「右脳を使う能力」は、一般的には大人になるにつれてだんだんと低くなっていってしまいます。
七田式教育は「右脳を使う能力」を、右脳をまだたくさん使っている幼少期の内から鍛え引き出してあげることで、子どもの才能を伸ばすことを目的とした教育です。
その手法は
・フラッシュカード(カードを高速で次々と読み上げる)
・ドッツ(ドットの書いてあるカードを高速で見せることで、右脳の計算能力を鍛える)
など、すごく独特。
いわゆる「詰め込み型の早期教育」とは一線を画しています。
【七田式年中(4歳)クラス】レッスンの流れと持ち物とは?
七田式教室へ通う費用については、
七田式教室の月謝や教材費はいくらかかる?費用と入会手続きについてまとめます

こちらの記事で詳しくお伝えしていますので、今日は七田式のレッスンの流れや持ち物からご紹介して行きますね。
七田式教室、1回のレッスンの流れ
レッスンの流れは、
・レッスンを行う部屋で、子どもと別れる
・50分間のレッスンの間は、親は自由行動
・レッスン終了時間には教室に迎えに行く
・出席シールをもらって貼る
・宿題のプリントを見てもらって、カードにスタンプを押す
・今日のレッスン内容について、先生からの説明を聞く
こんな感じです。
全体で大体…1時間10分くらいですね。
七田式では、年少クラス(3歳クラス)からは親子分離でレッスンが行われます。
みかんが通うのは年中クラス(4歳クラス)なので、私はレッスン中は自由時間。
教室の扉にはマジックミラーの小窓がついているので、子どもにバレないようにレッスンの様子を見ることもできますし、近くのコーヒーショップなどに出かけてしまってもOKです。
先生に宿題を見てもらう時間は、あっという間ですね。
ばばば〜っと先生が宿題プリントをめくりながら、子どもを褒めつつポンポンとハンコを押していきます。
そして、子どもはいくつかあるスタンプの中からお気に入りを一つ選んで、自分でカードにスタンプを押させてもらい、満足気。
ここまで終わると、子どもは教室内にいても、外に出て遊んでしまってもOKという感じになるので、保護者は今日のレッスンでやったことについて手早く説明を受けて、解散になります。
初回の場合は、教材について詳しく説明してくれたりする時間もありました。
また、レッスンの後は先生が「わからないことはないですか?」なんて、親身になって話してくれたのが心強かったですね。
七田式、レッスンの持ち物とは?
次は、持ち物についてをお伝えしますね。
我が家の場合は、七田式の教材がレッスン初日に渡されたので、初日は持ち物なしでした。
2回目以降の持ち物ですが、年中(4歳)クラスの場合には…
・暗唱文集(A5サイズの小冊子)
・出席カード
・宿題のスタンプカード
・宿題プリント(A4サイズ数枚)
こんな感じでした。
積み木は付属の布製の巾着袋に入れて持って行くので、大してかさばりません。
A4サイズのプリントを、クリアファイルに入れて持っていく感じなので、そのサイズが入る様な子ども用のカバンやリュックが一つあるといいと思います。
七田式に入会すると、七田式のカバンも配られます。
地味めの紺色のカバンで、
・肩掛け
・リュック
・手提げ
の3wayタイプ。
もしお子さんが気に入って使ってくれるのなら、新たに購入する必要はありません。
我が家の場合、配られるまでに1ヶ月程度かかったので、それまでは間に合わせのカバンで通えばOKです。
ちなみに、うちはちょっと角が曲がっちゃうけれども気にせずに、リュックに押し込んで行っていました(笑)
七田式に宿題はある?自宅での学習はどれくらい必要?
習い事に行かせる時に気になるのが、自宅学習がどれくらいあるのかな〜という所ですよね。
特に、共働きだったり、小さなお子さんがいたりと、なかなか時間が取れない…というご家庭も多いのではないでしょうか。
ここでは、宿題がどれくらいあって、どんな風に自宅学習を進めて行くのか…について、お伝えします。
七田式の宿題プリントは、全部やらなくてもいい
七田式にはプリントの宿題があります。
渡されるプリントは、1週間で10枚。
その日のレッスンでやったことの復習に当たる内容になっています。
…ですが、実はプリントをやってくる事は、必須ではありません。
子どもが宿題をやってくれなくて、プリントが終わらなくても全然OKなんです。
七田式では、子どものやる気を重視しています。
そして、「やりたくない」「つまらない」といったネガティブな感情を持たない様にすることを優先する様に、先生から保護者にも注意があるんです。
子どもは自分から「やりたい!」と思った事は一生懸命やるし、集中力も発揮しますよね。
でも、「やりたくない」と思ってしまった事は、続きません。
子どもが七田式の学習に嫌なイメージを持たず、「楽しい!!」と思い続けてくれる様、親が一生懸命になりすぎない様に先生から言われます。
子どもがプリントをやりたくないなら、そのままやらなくて良い…というのが七田式のスタンス。もしやらなくても決して叱られる事はありません。
ですが…
・宿題をやってくると、好きなスタンプをカードに押せる
これが、子どものやる気に火をつけるんです。
七田式では、放っておけば、子ども自ら「やりたい!」となる仕組みで、プリント学習を進めているんですね。
宿題以外に自宅で取り組むことは2つ
七田式で、宿題プリント以外に自宅で取り組む事は2つあります。
それは、
・CDのかけ流し
・読み聞かせ
この2つです。
CDのかけ流し
毎月1枚CDが教材として配られるので、それを耳障りにならない程度の音量でかけ流して下さい、と先生から説明がありました。
子どもが何かをして遊んでいる時間に、CDをかけておくだけでOK。
これはとっても手軽で、親としてもありがたいなぁ…と思いました。
こちらも、子どもが「いや!聞きたくない」となってしまってはダメなんだそうです。
親としては、ついちゃんとしたボリュームで聞かせたくなっちゃいますが、そこはグッと我慢。あくまでも、耳障りにならない音量にして、そっとかけておくのがポイントです。
読み聞かせ
読み聞かせは、「意識学習」に分類される学習です。
CDの掛け流しが「無意識の学習」であったのに対し、子どもと本を開きながら読み聞かせる事は「意識して行う学習」になるわけですね。
1日に1回程度で良いそうなので、お子さんと一緒にテキストのどこか一文を読んでみる…そんな感じでOKです。
この様に、七田式の家庭での学習はそんなに大変ではありません。
もちろん、学年によって変わってくる部分もあると思いますが、基本的には「子どもが自分から取り組む」ということを重視しているので、「嫌がる子どもに親がつきっきりで無理してやらせる」ということがありません。
そう考えると、親の負担はそれほど大きくはないのかな〜という印象を受けました。
七田式教室へ通うために必要な準備とは?
では、七田式教室に通うために、家庭で必要になった準備についてお伝えしますね。
あくまでも年中さん(4歳)クラスの準備なので、ご注意を。
まず、家庭学習で必要な準備は、こんな感じです。
・CDが手軽に聞ける環境
・プリントに取り組む机と椅子(代用できるものでもOK)
・鉛筆、消しゴム
宿題のプリントには日付を書き込む欄があるので、上記の他に、カレンダーがあっても便利かな〜と思います。
我が家ではこどもちゃれんじでもらったカレンダーを貼ってみました。
また、レッスンで使用する「ニキーチンの積み木」は、みんなが持ってくるので…どの積み木がどの子のものなのかがわかる様に、何か印をつける様に言われました。
我が家では、目印として小さなねこちゃんのシールを貼ってみましたよ。
これは、お名前を書くでもいいし、なんでもいいと思います。
最後に、レッスンに通う時には荷物が全部収まる、カバンかリュックが1つあると便利です。
A4サイズの宿題プリントが入るサイズなら、大丈夫です。
七田式、親が注意しなければならないポイントは?
最後に、七田式に通わせるにあたって、親が注意しなければならないポイントをまとめます。
これは、最初に先生からお話があった内容なので、教室毎に多少の差異はあるかもしれません。
ポイントは、以下の4つです。
・しっかりほめる、抱きしめる
・できなくてもいい、できなかったことを叱らない
・親が熱心になりすぎない
娘のみかんは4歳から初めて七田式に通い始めたのですが、同じクラスにはもっと前から通っているお子さんもいて、娘よりもバリバリとできる…なんて姿も目の当たりにするわけです。
親としては、つい遅れた分を取り返すみたいに、熱心になりすぎたり、子どもに一生懸命やらせようとしてしまいがち。
でも、それは逆効果なんだそうです。
一番重要なのは、「子どもが楽しいと感じる事」。
嫌だと感じた事は、子どもはやりません。
だから、一度も嫌だと思わせないで、楽しい、楽しいと思ってもらう事が最優先。
宿題のプリント…もしやらなくても親が無理強いしない。
できなかった所があった…できた所を褒め、できなくて悔しい気持ちはフォローする。
できた事があったら、しっかり褒める。よく頑張ったね〜と、ぎゅ〜っと抱きしめる。
我が子を心配するあまり、他のお子さんと比較したり、できない所を見てしまったり…。
それとは対極にある、七田式教育。
こういうのって意識しないとできないことかもしれませんが、七田式では先生が口を酸っぱくして「とにかく楽しく!」「親が一生懸命になりすぎてはダメです」と釘を刺してくれるので、親も少しずつ染み付いてくる感じです。
親としても、すごく学びのある教室なんだな〜と、通い始めて実感しています。
七田式は、途中から始めても大丈夫…?
七田式は、早くは胎教や0歳コースから始まる幼児教室。
これから七田式教室に通わせてみようと思う親御さんなら、
娘が七田式に通い始めたのは4歳。
ですが、同じクラスにはもっと前から通っているお子さんもいました。
暗唱なんかもスラスラできたり、円周率を何百桁も覚えてしまっていたり…というレベルです。
私ももちろん、「大丈夫なのかな…?」と心配していました。
数回ですが、通ってみて感じたのは…
まずレッスンの内容は、初めてのお子さんと前から通っているお子さんが、ちゃんと一緒にできるように工夫されています。
先生は、初めてのお子さんにしっかり配慮しながら、一方では以前から通っていたお子さんの気持ちも尊重しながら、うまくレッスンを進めてくれていました。
また、レッスン後の保護者へのフォローもすごく丁寧。
疑問に思うことが何でも聞ける雰囲気で、いつも本当に助かっています。
そんなこんなで、娘は実に楽しそうに毎週レッスンに通っています。
「うん、多分大丈夫そう!」
現時点では、そんな手応えですね。
とはいえ、まだ通い始めたばかりですので…
「途中からの入会でどれくらいついていけるのか」については、もう少し様子を見て、改めてお伝えしたいと思います。
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まとめ
七田式の年中クラスの様子について、通い始めてわかったことをまとめてみましたが、いかがでしたか?
・レッスン後に先生から解説があるので、合計1時間10分程度かかる
・宿題、自宅学習はあるものの、無理してやらせるのはNG
・子どもの「楽しい」を最優先、親は一生懸命になりすぎない様注意
七田式のレッスンに通い始めてまだ日が浅いですが、娘はものすご〜く楽しそうに通っています。
先日も終わった後に「どうだった?」と聞くと、「楽しすぎる!!」ですって。
親も学びのある七田式教育。
つい、子どものできない所に目がいってしまいがちなパパ、ママには意識を変えるきっかけにもなると思うので、すご〜くおすすめですよ。
七田式が気になっている…というパパ、ママに、この記事がお役に立てれば幸いです。