こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
我が家の娘、みかんは今4歳です。
共働き家庭なので、0歳から保育園に通っているみかん。
まだ習い事はしたことがありません。
一方、保育園のお友達は楽器や体操を習ったり、公文に通い始めたりしており…
そんな我が家、子どもの一言がきっかけで、とうとう行ってきちゃいました!
「七田式教室」の、無料体験レッスンに。
今日は…
・七田式教育って何?
・我が家が七田式教育に興味を持った理由
・七田式教室の無料体験レッスンの様子
について、実際に体験レッスンに行った体験を元に、お伝えします。
目次
七田式教育って何?
私自身は公文にも通ったことがないし、早期教育なんてまるで縁がなく育ったので…七田式教育ってどんなものかどころか、七田式という名前すら、全く知りませんでした。
何だか、すっごく有名な教育法だったんですね。
まず始めに、七田式教育とはどんな教育なのか…ということについて、まとめます。
七田式教育は子どもの能力を開発する教育法
教育といっても、いろいろな種類があると思います。
早くから先取り先取りで知識を吸収させて、例えば小学生なのに高校の数学までマスターしちゃいました…みたいなもの。
小さい頃から英語に触れさせて、バイリンガルに育てる…なんていうのもありますよね。
七田式教育は、知識を教えるのではなく、子どもの才能を引き出す教育を掲げています。
特に、人間の脳の中でもあまり有効活用されていない「右脳」の能力を最大限引き出すことに注目しているのが特徴です。
右脳はあまり活用されていない!?
でも、本当に右脳って活用されていないの…?と疑問に思うかもしれませんね。
私の専門は脳外科や神経内科ではないので、ちょっと専門からは外れてしまうんですが…
これまでに、脳梗塞で入院する方を何度も診療する中ではっきりと感じることがあります。
それは、やっぱり右脳と左脳って全然違うんだ〜ということ。
右利きの人の場合、一般的には優位半球は左脳です。
この場合、左脳は言語機能を中心とした機能について、中心的な役割を果たしています。
一方で右脳は、空間的認知能力など、左脳とは異なった部分を担当しています。
脳梗塞の患者さんを診療していて感じるのは、優位半球の障害か、そうでなかったかによって、障害の重さが異なるということ。
もちろん役割が違うのは明白なのですが、それにしても…と思う位に差が出るんですよね。
海外で行われた研究ですが、7歳〜29歳の1011名の被験者をMRIを用いて脳の検査を行い、
・左脳の方が活発に使うタイプ
・右脳の方が活発に使うタイプ
がいることが明らかになった…という報告も。
研究結果を見ても、「片方の脳はあまり活用されていない」というのはあながち間違いではなさそうです。
七田式教育では、親の子どもへの接し方にも注目している
七田式教育では、親が子どもにとって一番の先生だと考えています。
それはやっぱり、子どもと一番長く過ごすのは親だから。
そんな「一番の先生」を育てることにも七田式教育では行っているとのこと。
子どもへの接し方、しつけの仕方などについても、全般的なアドバイスがあることも特徴です。
我が家が七田式教育に興味を持った理由
我が家の家庭環境はですね…私だけでなく、夫も医師をしています。
ですが、二人とも医師とは関係ない一般家庭で育って勤務医として働いていますし、今後開業医になる予定もないので、子どもを医学部に入れたいとかいう思いは特にありません。
また、小学校受験をさせるつもりも今の所は全然なく、受験なんて本人がやりたいと言ったらさせる…でいいやと思っています。
ちなみに、私も夫も地元の公立小中学校を卒業しているので、受験は高校受験からでした。
そんな我が家がどうして「七田式教育」に興味を持ったのか…?を、お伝えしますね。
子どもが興味津々だった!
我が家が七田式教育に興味を持ったきっかけは、テレビ放送で七田式教育が紹介されたこと。
テレビで子どもたちが教室でカードやパズルのようなものをしている姿を見て、みかんが
目を輝かせて行きたいと言うので、すぐに資料請求の申し込みをしたんです。
本人の「行きたい!!」という気持ちが強かったこと、これが最大の理由です。
詰め込み型教育ではなく、能力開発であることに惹かれた
でもですね…子どもが行きたいと言ったからといって、何でもOKするわけじゃありません。
仕事をしながら習い事に通わせてあげるのは大変だし、月謝もかかります。
それに、私自身が早期教育にはあまり賛成ではなかったんです。
実は…お友達が行っているから、という理由で、「みかんも公文行く〜」と子どもに言われたことはこれまで何回かありました。
でも、私自身は3歳、4歳から公文に行って、人より早く読み書きや計算ができるようになることに意義が見出せず、「まだ早い」と思っていたので体験教室には行かせなかったんです。
あ、ちなみに公文式に反対かというとそうではありません。
小学生位からなら、公文式もすごくいいかも…と思っています。
早期教育にはあまり興味がなかったし、小さい頃は詰め込み型教育で先取りするよりは、自然の中での体験や運動を通して、色々なことに興味を持ってもらった方が良いのでは…と考えていた私。
それでも七田式教育ならいいかな…と思った理由。
それは、七田式教育は詰め込み型教育ではなく、子どもが本来持っている能力を開発することに重きを置いている教育だったから。
特に、成長してからではなかなか有効活用できない、右脳の力を引き出すという方法が魅力的で、
七田式教室の無料体験レッスンに行ってきた!
そんなわけで、家の近くにある教室に資料請求をしたのですが…翌日だったかな?
結構すぐに教室から電話で連絡があり、「体験レッスンに来ませんか?」と。
七田式教育の概要は公式ホームページにしっかり書いてあって、正直パンフレットとかが届いてもあまりメリットはなかったので、すぐに体験レッスンを予約しました。
ちなみに、無料体験レッスンはホームページからの申し込みもできますが、電話だと話が早くて良かったです。
お近くに教室があるかどうかは、公式ページで確認できますよ。
では、実際に体験レッスンに行った様子を詳しくお伝えしますね。
1. 体験レッスン、持ち物は?
体験レッスンに、持ち物は何もありませんでした。
子どもと一緒に行くだけでOKです。
2. 申込書の記入と、子どもの「今できること」のアンケート
教室に着くと、女性のスタッフの方が明るく出迎えてくれました。
教室の床はカーペットになっており、靴を脱いでから上がります。
まず始めに、体験レッスンの申込書に記入をします。
・子どもの氏名と生年月日
・住所、連絡先
・どこで七田式を知りましたか?のアンケート
・他に習い事はしていますか?のアンケート
これ位の、簡単な内容でした。
次に、今子どもがどんなことができるのかを記入するアンケートがあります。
こちらはかなり細かく項目があり…直感的にどんどん丸をつけていかないとなかなか終わらない位のボリューム。
年齢によって異なる内容のアンケートが渡されます。
4歳の場合には、
・片足立ちで10秒立っていられる
・スキップができる
・登り棒に登れる
・マラソンができる
・時計がわかる(3時、6時、9時、12時など)
・1から100までが数えられる
・20から1までが数えられる
・ハサミで色々な形に切れる
・ひらがなが読める
・交通ルールが守れる
・お友達にルールを教えてあげることができる
・夢中になっていても、おもらしする事はない
こんな感じの項目が…多分100以上はあったかと。
運動、数、文字、手先を使う作業、生活面の成熟度など、多岐にわたった質問がありました。
これに、「できる」と思う項目にチェックをつけていく形式です。
我が家が伺った教室には、巨大なアンパンマンのぬいぐるみやブロックがおいてあり、私が記入している間は教室の先生が子どもと一緒に遊んでいてくれました。
3. 体験レッスン(30分程度)
アンケートの記入が終わると、すぐに体験レッスンが始まりました。
4歳のみかんが入室する年中さんのコースでは、普段は母子分離でレッスンを行うそうですが、体験レッスンでは一緒に保護者も付き添うことができます。
この日私たちが伺った時間帯では、体験レッスンは私たち親子だけでした。
こんにちはの挨拶の歌
レッスンはこんにちはの挨拶の歌から始まります。
歌に合わせて先生とお友達にこんにちはをするのは、どうやら毎回の習慣としてやる様ですね。
日付、曜日、天気の確認
次に、日付、曜日、天気の確認がありました。
「今日は何月何日かわかるかな〜?」
みかんがポカ〜んと見る中で、先生がスラスラと西暦から日付を読み上げます。
その後、曜日と天気について質問され、曜日は答えられず、天気は答えられました。
答えられなかった時は「いいんだよ〜、大丈夫だよ〜」
答えられた時は「そうだね、すごいね〜」
という感じで、できたことを褒めていく感じです。
フラッシュカード
フラッシュカードは、絵や文字が書かれたカードを大量に高速で見せることで、右脳に刺激を与えるアイテム。
みかんはもちろん、先生がカードをめくるのをじーっと見つめるだけでしたが、テレビ放送ではフラッシュカードの内容を順番通りに復唱しているお子さんもいましたね。
ドッツ
先ほどのフラッシュカードの内容が、複数のドットになっているものです。
これも、大量に高速で見せることで、右脳の計算力を育てるとか。
みかん、やはりじーっと見つめておりました。
写真記憶
ラミネート加工されたくまちゃんのカードの周りに、
・おにぎり
・サンドイッチ
・バナナ
・いちご
・ビスケット
がマジックテープでくっつく様になっているカードが登場します。
みかんに1セット、先生にも同じものが1セット。
先生が、みかんの見えないところで5つのアイテムをくまちゃんの周りに貼り付けて…
「お写真、パシャ!」
といって、短時間だけ子どもに見せた後、すぐに伏せます。
その後で、子どもがどこに何があったかを思い出してくまちゃんのカードを完成させ、正解と見比べる…というものでした。
ここでも、出来たところをバッチリ褒めて、出来なくても気にしなくていいよ〜と優しく接する先生。
みかん、楽しんでいましたし、出来たときにはとてもうれしそうでした!
重い・軽い、どっち?
シーソーに果物が書いてある絵が登場。
「重いのはどっちかな?丸してみようね。」「軽いのはどっちかな?丸してみようね。」
こんな感じで、子どもに指で丸を描かせます。
ひらがなをなぞってみよう
ひらがなが書いてあるカードが登場し、
つみきの「つ」
つくえの「つ」
なんて言いながら、つの字を指でなぞります。
何回か繰り返しなぞった後に、空白のところでもつの字を指でなぞります。
4歳のクラスでは、鉛筆を持ったりはしないそうです。
それは、後からでもできるし、上手く持てない〜となるよりも、指ですんなりできる方がいいんですって。
そろばんみたいなおもちゃ
1列に10個の玉が並び、それが10段で100個の玉が並ぶ、そろばんのようなおもちゃが登場です。
上記の写真のような感じですが、よくおもちゃ売り場で見かけるものより巨大で、玉に色はついていません。
これを先生が、
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」
と3段目まで数えながら移動させて、
「こっちが30、こっちは70、合わせてひゃ〜く(100)」
と言いながら、最後におもちゃを傾けて玉をまたまとめる…というのをやっていました。
更に、「2、4、6、8、10」だったり、「5、10」だったりと、2つ毎、5つ毎での数え方も披露し、最後には「合わせて100」というのを見せていました。
みかん、後から聞いたらこれが一番面白かったらしい。
実は、他にも目玉の体操だったり、猫のしっぽで一番長いのを探すとか、もっと内容は盛りだくさんでした。
子どもの集中力が長くは続かないことを考慮しているのか、短時間で終わる内容のものを次から次へとやっていく…という感じです。
また、このスピード感が右脳の能力を引き出すには重要なんだとか。
ゆっくり時間をかけてしまうと左脳が働くので、敢えて高速スピードでやっているのだと先生から伺いました。
4. 教室に入会する場合の説明
盛りだくさんの体験レッスンが終わると、入会する場合の様々な説明を受けます。
・週1回決まった曜日・時間に教室に通うこと
・月1回だけは、他の曜日・時間に振り替えできること
・レッスンは年中クラスは母子分離で行われること
・年間43回レッスンがあること
・自宅でもCDを聞き流したり、プリントで復習するものがあること
・入会金やレッスン代などの費用の説明
こんな感じでした。
実際の教材を見せてくれたり、「質問はありますか?」と何度か聞いてくれたりという感じで、私が行った教室では勧誘は実は全くありませんでした。
入会する場合は、電話下さいと言われて、あっさり終了です。
説明を受けている間も、先生がみかんと遊んでくれたので助かりました。
七田式教育、教室が近くにない場合は教材の購入だけでもOK
体験レッスンが終わり、みかんに感想を聞いてみたところ…
先生も感じが良かったし、今のところ不安はありません。
でも…教室が近くにない場合、週1回通うのはかなり大変。
そんな場合でも、七田式教育がご家庭でできるみたいなんです。
例えば、七田式教育公式ページやAmazon・楽天でも、七田式の教材が購入できます。
※出典に表示しているリンクをクリックすると、公式ページの教材通販のページが表示されます。
Amazon、楽天の場合は、ラインナップが公式ページとは異なるものもありますが、七田式の教材が販売されていますよ。
また、こどもちゃれんじの様な通信教育も。
こちらは、年間10万円程度のしっかりタイプと、英語教育があります。
もし、
・七田式教育に興味はあるけれど、近くに教室がない…
・仕事が忙しくて、週1回教室に通うのは難しい…
そんな場合は、教材や通信教育で、ご家庭で実践してみるのもいいかもしれませんね。
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七田式に通いたい…気になる費用はいくら?
七田式に通う場合、初期費用や月謝がいくらなのか、気になりますよね。
費用については、
七田式教室の月謝や教材費はいくらかかる?費用と入会手続きについてまとめます

こちらの記事にまとめました。
入会を検討される場合は、ぜひ合わせてチェックしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
七田式教育は…
・十分な有効活用がされていない「右脳」の開発に重きを置いている
・子どもだけでなく、親としても学ぶ機会がある
こんな教育です。
詰め込み型の早期教育には抵抗があった私にも、七田式のメソッドは惹かれるものがあり、入会を決めました。
資料請求や無料体験レッスンって、しつこい勧誘があったらやだな…と不安になりますよね。
七田式は気になるけれど、資料請求の申し込みに尻込みしている…そんなママさんの参考になればうれしいです。
娘が通い始めたら、また実際の様子もレビューしたいと思います!
七田式教育 公式ホームページはこちら