こんにちは。
現役内科医ママの、ゆずです。
子ども用のハイチェア、あなたのご家庭ではどんなものを使っていますか?
つくづく思うのですが、子どもって本当に成長が早いです。
たったの半年、1年たっただけでも、あっという間に色々なもののサイズが合わなくなってしまいます。
どんどん成長してくれて本当にうれしいのですが、家具などはどんどんと買い替えるわけにもいかず…
かといって、体に合わないものを使わせるのは子どもの成長にもよくないですよね。
色々と悩んで調べた結果、我が家はStokke(ストッケ)のトリップトラップという子ども用ハイチェアにたどり着きました。
今日は我が家で使っているStokkeのトリップトラップについて、実際に使ってみた感想や、よかった点、使用中に気づいた欠点などをお伝えします。
目次
Stokke トリップトラップは40年以上の歴史を持つ「子どもとともに成長する椅子」
STOKKEは、1932年にノルウェーで誕生した家具メーカーです。
トリップトラップ(Tripp Trapp)という椅子は、Stokkeで初めて子ども向けにデザインされた商品で、1972年に誕生しました。
誕生から40年以上が経った今も、世界中で愛されています。
Stokkeトリップトラップは子どもとともに成長する椅子
Stokkeトリップトラップのすごいところは、赤ちゃんから大人まで、子どもの成長に合わせて椅子も変化させることができるところです。
こちらの公式ホームページの写真を見ていただくと…
赤ちゃんから大きな子どもまでが、自然な感じで椅子に座れています。
そして…お気づきでしょうか。
子どもの顔の位置を見てください。赤ちゃんから小学生くらいまでのお子さんが順に並んでいますが、高さがほとんど変わっていません。
実は、赤ちゃんの時から大人と同じ高さでテーブルを囲むことで、大人としっかり顔を合わせて家族の輪に参加できるように考えられたデザインなんです。
大好きな家族と触れ合っているという実感を子ども自身が持つことを大切にしたStokke社が作った、親子のアイコンタクトやふれあいの機会が増すように設計された椅子。
…なんだかとても素敵ですよね。
人間工学に基づいた「成長しても正しく座れるデザイン」
Stokkeトリップトラップは、座るための板と足を乗せるための板の両方が高さを変えられるデザインになっています。更に、高さだけでなく、板の奥行きの位置も自由に調整が可能。
高さ、奥行きの両方が調整できるため、子どもが成長しても、人間工学に基づいた「正しい座り方」で座れるように椅子を変化させることができるんですね。
どんなインテリアにも合う色が見つかる!13色のカラーバリエーション
Stokkeのトリップトラップは、シンプルでスタイリッシュなデザイン。
そして、カラーバリエーションがなんと13色もあります。
ご家庭により、お部屋の雰囲気は様々だと思いますが、13色あればきっとお部屋の雰囲気に合う色が見つかりますね。
ちなみに、我が家はナチュラルという色をセレクトしてみました。
テーブルとちょうど合っていて、いい感じだな〜と気に入っています。
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Stokkeトリップトラップを実際に使ってみた
では、ここからは我が家で実際にトリップトラップを使ってみた様子をご紹介しますね。
我が家の娘みかんは今4歳ですが、みかんが1歳半位の時にトリップトラップは我が家にやってきました。
1歳半の頃はプラスチック製のベビーセットをつけて使用。
写真を撮るために久しぶりにつけてみましたが、装着も取り外しも簡単でした。
斜め横から見た全体像はこんな感じです。
ベビーセットには足に取り付ける転倒防止のパーツも付いてきます。(足についているきみどり色のパーツです。)赤ちゃんを椅子に座らせた際には重心が高くなってしまう事を見越した、安全に配慮された設計です。
実際に使用していた頃も、全く後ろにひっくり返りそうな感じがなく、安定感抜群でした。
子どもの成長に合わせて徐々に座台と足台を調整し…4歳になった今はこんな感じ。
上の写真と比べると、我が子の成長を感じます。大きくなったねぇ。
本当はベビーセットについてきた足のパーツは外して良いのですが、我が家では付けっ放しです(笑)
組み立ては六角レンチ1本で簡単にできました。
座台・足台の高さ調節も同じく六角レンチでちょっとネジを緩めるだけで簡単にできます。
Stokkeトリップトラップのおすすめポイント5つ
Stokkeトリップトラップを使い始めて2年半位が経ちますが、この椅子は本当に買ってよかったと思っています。
実際に使ってみて実感した、Stokkeトリップトラップのおすすめポイントをまとめてみました。
【ポイント1】赤ちゃんから、ずっと長く使っていける
Stokkeトリップトラップは、座台・足台の両方が高さ、奥行きともに調整できるので、子どもの成長に合わせてぴったりの形に変えてあげられることはご紹介しましたね。
これが…実際にやってみると、本当に「ぴったり」にしてあげられるんです。
椅子の調整は、子どもと一緒にやるのがおすすめです。
一段ずらしてみたり、奥行きを変えてみたり。
子どもに実際に座ってもらいながら調整すると、ぴったりがちゃんと見つかります。
椅子の調整をしてあげると、なんだか子どもも誇らしげで、いつもうれしそうです。
また、大人が座っても大丈夫な強度で作られており、子どもの成長で椅子が壊れる心配もありません。実際に私が座っても全く問題なしでした。
【ポイント2】ご家庭のテーブルに高さを合わせられる
テーブルと椅子の高さが合っていないと、食事をする時にはとても食べにくいし姿勢も悪くなりますよね。でも、ぴったりの高さの椅子を見つけるのって、意外と大変です。
子どもの食べやすい高さに調整してあります。
テーブルの高さなどはご家庭によって違うと思いますが、トリップトラップなら高さ調整が自由にできるので、ご家庭にあるテーブルの高さにちょうどぴったりになるようにできるんです。
ただし、ベビーセットをつけるときには、座台は必ず一番高い位置にする必要があります。
ここだけは調節ができないので、ベビーセットを利用する時期から使用する場合には、購入前にテーブルの高さと合うかをチェックしてみてくださいね。
【ポイント3】安定感バツグンで後ろに倒れる心配なし
小さい頃ほど、椅子に座っているときに後ろに体重をかけすぎたり、大きな動きをしたりしてしまいがち。
そんなとき、後ろへ倒れる形で転倒すると頭の怪我に直結するため、非常に心配です。
Stokkeトリップトラップは、元々の作りががっしりしていて重量もそれなりにあり、転倒しにくい作りになっています。
さらに、ベビーセットにはより倒れにくくするための足に取り付けるパーツも付いており、我が家で使用している感じでは、子どもが座った状態で後ろに倒れる心配はまずありません。
子どもがテーブルを足で蹴って後ろに体重をかけた時でも、後ろへスーッとずれるだけ。前が浮き上がったことは一度もなしです。
【ポイント4】食べこぼしが染み込むパーツがなく、お掃除が簡単!
飲食店にある子ども用の椅子に座らせるときによく思うのですが、布製のベルトがついていたりすると、結構汚れているんですよね。
食事のために使う椅子は、100%汚れます。
もしあのベルトが外せない作りだったら…衛生的にかなり気になります。臭いとかもしてきそう…
もし取り外せるとしても、わざわざ外して洗って乾かして…というのは大変です。
Stokkeトリップトラップの場合、クッションなどを利用しなければ、食べこぼしが染み込むパーツなしで利用することができます。
子どもがこぼしてしまっても、拭き取れば OK!これは本当に助かっています。
【ポイント5】解体すると平らになるので収納性も◎
Stokkeトリップトラップは、薄くてフラットなパッケージで届きます。
解体するとかなりコンパクトな状態になるので、もししばらく使わない…なんて時が来ても、収納に場所を取ることがありません。
ちょっとした隙間にしまっておけるくらいの感じです。
長く使えるため、今の所しまい込む予定もないのですが、我が家はマンション住まいで収納も狭いので、いざしまいたい…となった時に、コンパクトになるのはありがたいです。
Stokkeトリップトラップには様々なアクセサリーも!
我が家ではベビーセットだけしか使っていないのですが、トリップトラップには他にも気になるアクセサリーが色々あります。
いっぱいある…!!
中でも気になったのがこれです。
赤ちゃんが、ママと同じ目線でテーブルについてる…!
これ、みかんが赤ちゃんの時に使えていたら、絶対にうれしかっただろうな…と。
ちょっとお茶を飲む時、食事をとる時、近い目線で赤ちゃんがいてくれたらママもうれしいし、赤ちゃんも安心すると思うんですよね。
もし我が家に二人目を授かることができたら、その時はぜひ使ってみたいな〜と思います。
また、クッションの中には撥水タイプのものもありました。
汚れをお掃除するママの気持ちに寄り添った、うれしい心遣いです。
Stokkeトリップトラップ、2つの欠点
とっても気に入っているStokkeのトリップトラップですが、欠点もあります。
お値段がちょっと高め
1つ目の欠点は、お値段がちょっと高いことです。
Stokkeトリップトラップのお値段は、2万8千円ほど。椅子としてはちょっと高価ですよね。
ですが、子どもの成長に合わせて色々な椅子を買い替えることを考えると、たった1つで済んでしまうこちらの商品は、むしろお得なのかな…と思います。
先ほどご紹介したアクセサリーを見ると、
・ベビーセット+トレイorテーブルトップで離乳食後半〜1歳前半
・ベビーセットだけにして、1歳後半からは大人と一緒にテーブルで食事
・ベビーセットを外して、それ以降もずっと使っていける
なんて、本当に生まれてから成長に合わせてず〜っと使っていけます。
我が家はみかんが1歳半でこの椅子を購入しましたが、その前に使っていた子ども用の椅子は、今は物置に眠っている状態。しかも、椅子はかさばります。
もっと早くに知っていたら、椅子を一つ眠らせることもなかったでしょう。
そしてその後この椅子に出会ってなかったら…
我が家には一体いくつの椅子が眠っていたのでしょうね。
いや、眠らせる場所がなくて、リサイクルに出すなど、何らかの形で処分しなければならなかったかもしれません。
処分も大変だし、その都度子どもの体に合わせて椅子を選ぶ作業も、とても大変だったと思います。
その点、Stokkeのトリップトラップなら、10年以上とか使うこともできるくらい(多分もっと大丈夫そうです)、作りは本当にしっかりしています。
我が家では、1つの椅子を大切に長〜く使っていくつもりです。
子どもが成長してStokkeの椅子を卒業しても…その頃には多分処分できない思い出の品になっているような気がします。
フローリングにうっかり傷をつけてしまった
2つ目の欠点は…フローリングを傷つけてしまったこと。
これは我が家がうっかりしていただけなのですが、子どもがテーブルを蹴って椅子がスーッと動く時に、フローリングに傷がついてしまいました。
もともと滑りの良い素材(足についている黒い部分です)が足に取り付けられていたので、大丈夫かな〜と思ってしまったんですよね。
家具用のキズ防止シールを貼ってみたところ、今は全く傷がつかなくなりました。
最初からつけておけば…!!
我が家で使っているのは、滑りが良く床に優しいフエルトでできたタイプです。
IKEAで購入したのですが、似たような商品を見つけましたので、ご紹介しておきますね。
これさえあれば、安心です。
ちなみに、Stokkeトリップトラップに使うなら直径20mmがおすすめ。
25mmや30mmのものだと、貼った時にはみ出してしまうのでご注意を。
Stokkeトリップトラップは家族が笑顔になる椅子でした!
Stokkeトリップトラップは…
・赤ちゃんから大きな子どもまで長〜く使える”成長する椅子”
・小さい頃から大人と同じ目線でテーブルにつけるため、ママも子どももうれしい
・食べこぼしが染み込まないため、お掃除が楽!
・後ろに倒れにくく、小さな子どもでも安全
・床のキズ防止対策はしっかりと
こんな椅子でした。
ママと子どもが同じ目線でテーブルにつけて、お掃除も楽々。
ママも子どもも笑顔で過ごせる、素敵な椅子でした。
お子様へのハイチェア購入に迷っている方がいましたら、Stokke本当におすすめです!